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2009年07月07日
帯電防止ポリマーを開発 塗膜耐久性アップ、耐熱付与も 大成ファインケミカル
大成ファインケミカルはカチオン性イオン導電機構を取り入れた4級アンモニウム塩タイプ帯電防止剤「1SX-3000」を開発した。アクリル樹脂の主鎖に組み込むことでポリマー化を実現、塗膜の長期耐久性、高硬度付与を可能にした。4月下旬よりサンプル出荷を開始している。
今回同社が開発した4級アンモニウム塩タイプ帯電防剤「1SX―3000」はアクリル樹脂の主鎖に組み込むことによって、耐久性、耐摩耗性が得られ、表面がすれてもブリードをしないなど各種アクリレートとの相溶性に優れる点が最大の特長。各種コーティング材、光学フィルム向けUV硬化型ハードコートの帯電改質剤としても使用が可能で基材の透明性、光沢、平滑性などの外観を損なわず、高導電性を発揮する。またポリマー化したことで耐熱性の向上といった効果も期待される。
導電性能としてはUV硬化型ハードコート材に2.5%添加した場合で表面抵抗率1.0×1010Ω/m2。「ポリマー化したことで耐熱、耐すり傷性、透明性など数値以上の効果が期待できる」(稲生豊人社長)とし、フラットパネル分野、光学フィルム関連分野での採用に期待する。
また同社は顧客の要望に応じたカスタマイズ製品の開発を得意としていることから、同品を設計基礎とした委託開発も積極的に受けていく意向。3年後に年間100トンの販売を目指すとしている。
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