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2009年10月09日

企業動向  製品:原材料

新規添加剤技術に熱い視線 BYK 公開セミナーに多数参加 カーボンブラック向け分散剤など紹介

ビックケミー・ジャパンは9月2-4日の3日間、大阪・名古屋・東京の3会場で公開セミナーを開催した。今回は分散剤、表面調整剤をテーマに同社の最新製品及び技術情報について紹介し、ドイツ本社の担当者が解説を行った。東京会場では塗料、セラミック関係などの技術担当者100名超が参加。3会場で約250名が集まる盛況ぶりとなった。


分散剤では、「重合技術による分散剤の設計」をテーマに顔料の分散安定化の基礎から吸着の仕組み、添加量、湿潤分散剤の重合技術の応用事例まで体系的に紹介。中でも同社が第3世代と位置づけるコントロール重合技術(CPT)を用いた湿潤分散剤技術について詳しく触れた。
CPT技術はアクリル共重合物を主成分とした分散剤を「設計通りのモノマー配列を施すことができる」のが最大の特長。構造制御されたコポリマーはブロック構造中に溶剤・バインダー相溶性基とアンカー基を持ち、最適な粒子への濡れ性、低粘度、安定性を有する。新製品の艶消し剤用湿潤分散剤「DISPERBYK-2008」は顔料親和性基とバインダー相溶性基が構造制御されたアクリルコポリマーでハイソリッド塗料、UV塗料などの高固形分塗料の艶消し効果を高める。一般シリカの分散も可能で、大幅な減粘効果も有する。


また新規開発事例として、溶剤型塗料及びPC用湿潤分散剤を紹介。分散が難しいとされるカーボンブラック向け湿潤分散剤としての利用を見据えており、特に黒色車の漆黒性向上に寄与する。試作品の「BYK-LP N21312」は長油性アルキッドから2液ウレタンまで幅広い相溶性を有し、熱可塑アクリル、熱可塑/CAB及び硝化綿の組み合わせにおいても高い効果を発揮する。


一方、表面調整剤においては、表面張力のメカニズムからハジキの形成及び防止、フロー性、レベリング性の向上について詳しく解説。アクリル系レベリング剤、シリコン系界面活性剤の他、疎水性塗膜を形成する高い易洗浄性を保持したシリコン系添加剤などを紹介した。


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