ニュース
2009年12月11日
塗料の供給・回収・清掃を自動化 「Magic Center」ラボ導入で試験可能に ランズバーグ・ゲマ事業部
ランズバーグインダストリー・ゲマ事業部は今年から紹介を進めている粉体塗装の供給装置「Magic Center(マジックセンター)」をこのほど同社ラボに導入し、試験塗装の行える体制を整えたことを明らかにした。
同マジックセンターは最新のオートクリーニングシステムの採用よって色替え清掃時間の大幅な短縮と生産性の向上及びコストダウンを実現した。
従来の色替え清掃はブースと供給系統の清掃に2人で15分程度を要していたが、オートクリーニングの稼働によってブース清掃のみで済むことから1人でシステム全体の清掃時間10分以内を可能にした。「またこれまでの人為的な作業ミスによるコンタミが解消されるなど品質の向上にも結びつく」とコメントする。
また塗料タンクや塗料ホース、回収ホースなどの塗料経路が完全密閉されていることから塗装中や清掃中において周囲に漏れることがなく、クリーンな環境が保たれるとともに、ゴミ・ブツの混入を排除した。更に「塗料タンク(オプティスピーダー)も完全密封されていることから塗料搬送に必要なエア量を最小にすることを可能にした」と説明する。ここでも高性能のインジェクター(オプティフィーダー)が採用されている。
塗料タンクの清掃はタンク内を色替えシリンダーがエア圧をかけながら移動する(シリンダースピード1.5m/min)ことでパウダーを吸引、塗料ホッパーに戻す仕組みだ。ここがキーテクノロジーの部分で色替えシリンダー数往復でタンク内の自動洗浄を行う。
その他、新粉塗料は塗料袋ごとそのまま塗料ホッパーにセットでき、塗料レベルは内蔵された塗料センサーで常に一定に保たれるようになっている。ただ新粉塗料のセットは手動で行う必要がある。
マジックセンターはモニター画面によって現状の作業が示されるとともにガンとコントローラー、塗料タンクなどのすべての装置が統合されている。「色替え頻度の高いユーザーさんにとってはメリットの大きなシステムになる。我々は新しいマネージメントの提案と考えて取り組んでいく」方向だ。
同社のラボには粉体塗装設備としてブースは樹脂ブース・ダイヤモンドブースと高速色替えブース・マジックコンパクトが設置されており、レシプロケータ塗装ロボットなど各種対応可能となっている。
★★★★★ニュースランキング
この記事の平均スコア:0|この記事の合計スコア:0 ※1日一回データルームページで集計結果が更新されます。