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2009年12月16日
新たな遮熱概念「消熱」 「ネオコート」始動 リンクアース
タイヤ空気圧モニタリングシステムや機能性液晶フィルムの展開で注目されている環境関連ビジネスのベンチャー企業・リンクアース(本社・東京都渋谷区、社長・岩本章裕氏)は消熱塗料「ネオコート」の本格販売に乗り出す。新たな遮熱技術として注目されている熱交換塗料の販売元として独自のブランドで展開するもので、高反射率塗料や断熱塗料との比較優位性、豊富な実績物件による実証効果などを打ち出し需要開拓を図る。
「ネオコート」は遮熱塗料に代わる次世代の熱交換塗料との位置づけ。同品の熱抑制のメカニズムは、太陽光などの熱エネルギーを受けると塗料中に配合された熱交換分子が振動、「熱を反射するのではなく塗膜内で運動エネルギーに変える、つまり熱を消耗することで消熱する仕組み」(同社取締役・藤岡芳由紀氏)という。
反射により熱を大気中に放射することがないのでヒートアイランド対策への効果がより高い上、熱反射型が汚れなどにより性能劣化が起こるのに対し、同品は熱そのものに反応して機能が発現されるため汚れによる影響がないなどの特長がある。また5℃-25℃には反応しないため冬場の暖房効率負荷もなく、コスト的にも遮熱塗料と同等以下などの比較優位性をアピールする。
屋根、壁の他、摩擦係数が高いことから床、舗装面にも適用。小学校のグラウンド(東京・墨田区)で採用され、児童が裸足で遊べる校庭としてテレビ放映されるなど一般の認知度も高い。この事例ではゴムチップ遮熱塗料面が夏場、55-60℃と裸足では歩けない温度になっているのに対し、同品を施工したグラウンド部は40-45℃で児童が裸足で歩いても体温に変化がないといった熱反射の影響による違いを実証。
新たな遮熱メカニズムながら実証効果をベースに住宅、公共施設、企業物件など豊富な実績が積み重なってきており市場で注目が高まっている。同社では新たに代理店を募り展開を強化していく構え。
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