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2009年12月16日

企業動向  製品:塗料

プロが選ぶ逸品第2回 セラケアシステム 転倒事故を防ぐ ミヤキ 洗浄・保護に防滑付与

"リフレッシュ&プロテクト"を指向するミヤキ(本社・福岡市、社長・宮崎基幸氏)が開発した「セラケアシステム」が好評だ。一見豪華に見えるセラミックタイルだが滑って転倒する事故が多発。高齢者など社会的弱者にとっては危険性を秘めている。特に雨の日は事故が起きやすい傾向にある。その一方でセラミックタイルは耐久性やメンテナンス性に優れるという利点もある。
同社が注目したのはセラミックタイルの利点をより引き出すとともに、弱点をカバーする洗浄・保護・メンテナンス・防滑に役立つシステム。しかし開発は難航した。鏡面に見えるセラミックタイルは天然石と同じように表面に細孔(ポーラス)があり、これに汚れが入り込むと容易に除去できない。しかも汚れは表面に塗られたロウの残留分や外から持ち込まれた土砂、油汚れなど多様。


セラケアシステムは除去剤、クリーナー、防滑材がセットになっている。汚れを除去し、クリーンにして防滑機能を付与する。開発の課題は多かったが、「培ったノウハウが役に立った」(宮崎社長)と技術力がものを言った。
システム群としては、まずセラミックタイルの表面に塗られた保護用のロウを除去する「セラリムーブ」。同品は超微粒子研磨剤を含有したクリーム状の除去剤。施工面にセラリムーブを散布し、白もしくは赤パットを装着したポリッシャーで洗浄し水洗いする。


「セラクリーン」はアルカリビルダーと界面活性剤のパワーで汚れを浮き上がらせる。汚れの程度によって希釈(原液~10倍希釈)し、刷毛やローラーで均一に塗布し、水洗いする。
「セラトリートメント」は毎日使用することで汚れを除去するデイリークリーナー。トリートメント効果によってセラミックの美しさを保つ。使用後の水洗が不要、泡切れがよい。
「セラストップ」はセラミックタイル表面にミクロン単位の凹凸をつくることで摩擦係数を高め、ウェットフロアのスリップを防止。施工上のポイントはセラリムーブとセラクリーンで洗浄後、モップまたは白か赤パットを装着したポリッシャーでセラストップを均一になじませる。


セラミックフロアーは商業施設から公共の場にまで普及し、転倒事故は増加傾向にある。最近目立つのは施設管理者を訴えるケース。高齢者の事故では骨折などの重傷を負う事故が発生。それだけに日常管理の在り方に関心が高まってきた。
クライアントからは「事故の事前防止効果だけでなく、セラミックタイルの美しさを保護でき、利用者からも好評の声をいただいている」など、セラケアシステムのパフォーマンスを評価する声があがっている。


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