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2009年12月20日
ニッチ商品、3連発ヒット イサム塗料 ダイレクト指向強める
イサム塗料がヒット商品3連発でダイレクトマーケティングの方向を強めている。「レンズリフォーマー」「スキッドガードAD」はネットショップから火が付いた。また同社のコア事業である自補修分野の「ウルトラサフC」が大きく伸長している。
「レンズリフォーマー」は7-8年前に上市した商品だが、この1年余で急速にブレークした。その理由は、HIDランプの新車採用が増えたため。HIDランプはディスチャージヘッドランプとも呼ばれ、ハロゲンランプに比べ遠くまで照らす能力があり、電気消費量が少なく寿命が長い。その反面高熱によるランプクリヤー塗膜の劣化を促進する面が指摘されている。
更に車の軽量化によりレンズを薄く成型する傾向から、太陽光からの紫外線による劣化がある。
こうしたところからレンズの黄変や塗膜剥離が起き、修理ニーズが急拡大している。整備業界ではこのままでは車検が通らないと対策に悩んでいた。
レンズリフォーマーは特殊変性アクリル樹脂系のプライマー、シロキサン架橋型シリコンハードコートの上塗りクリヤーの組み合わせ。UVハードコートに匹敵する高硬度を発揮する。
11月4日まで開かれた東京モーターショーにレンズリフォーマーキットを出展したところ、人垣ができるほどの関心を集めた。カーディーラーから整備業者、BPからの問い合わせが急増している。
「スキッドガードAD」はインターネットショップでPRして火が付いた。磁器タイルの床での転倒事故が全国的に増えていることを背景に、雨の日のスリップ事故防止効果がアピール度を増している。グーグルでは「滑り止め」のキーワードでアクセスし、速い・きれい・簡単・滑り止めのコンセプトが受けている。反響は公共施設関係者から一般消費者まで幅広い。
「ウルトラサフC」はオールマイティサーフェーサー。フィーラーとしてもシーラーとしても使えるため、BP現場で進む在庫調整にフィットした。同社にとって下地から攻める目玉商品となっている。
ヒット3製品に共通しているのは、ニッチでの独自性。「当社の伝統として現場主義があり、現場にこそチャンスがあるとの意識が高い。ニッチに特化した製品開発の面で考えれば市場は目の前にいくらでもある」(古川雅一専務)とコメント。
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