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2010年01月06日
塗装機器・設備の出荷金額は半減に 2009年度上半期出荷統計 CEMA
日本塗装機械工業会(CEMA)は2009年4~9月期の塗装機器及び塗装設備の出荷統計をまとめた。塗装機器の総出荷金額は前年比59%の56億400万円、塗装設備の総出荷金額は55%の210億6,500万円となった。世界同時不況から1年、自動車を中心に設備投資の抑制が続く中で厳しい環境にある。
塗装機器は自動車産業に依存する静電塗装機及び低圧ポンプが大幅に落ち込んだ。静電塗装機の総出荷台数は49%の1,453台。国内が43%の752台、輸出が59%の701台。液体静電の国内は35%の299台、粉体静電の国内は51%の453台となった。一方、輸出は液体静電が81%の560台、粉体静電が28%の141台と大きく明暗を分けたものの、中国経済の回復により輸出の落ち込みは国内ほどではない。
出荷金額は液体静電が49%の3億2,400万円。国内が36%の1億6,300万円、輸出が81%の1億6,100万円となった。
スプレーガンの総出荷台数は79%の16万8,454台。国内の総出荷台数は74%の5万2,099台、輸出が81%の11万6,355台であった。
スプレーガンの一般工業用は総出荷台数が80%の14万374台。その内国内の出荷台数は73%の4万5878台、輸出が84%の9万4,496台となった。輸出は中国の回復により落ち込み幅が少なかったものと思われる。またスプレーガンは単価が安くなっていることから使用する側も使い捨ての傾向にあり、静電塗装機器に比べると落ち込み幅は小さい。
スプレーガン全体の出荷金額は66%の14億4,900万円。その内、国内が65%の6億5,800万円、輸出が66%の7億9,100万円。
エアレス塗装機ではエアレスガンの総出荷台数は85%の8,513台。国内が88%の7,324台、輸出が72%の1,189台。前半の公共投資の好調さに加え造船関連が依然好調に推移していることから、最小限の落ち幅で食い止めた格好だ。ポンプは総出荷台数が73%の2,017台。国内が74%の1,872台となった。
エアレスの総出荷金額は58%の8億7,400万円。国内が56%の7億7,700万円、輸出が86%の9,700万円。
更に低圧ポンプの出荷台数は59%の2,502台。国内の出荷台数は63%の2,058台、輸出が44%の444台であった。出荷金額は44%の1億7,400万円。国内が44%の1億4,900万円、輸出が42%の2,500万円。
下期の塗装機器の出荷動向は「国内は上期から引き続いて低水準で推移する」とコメントする。
また塗装設備機器の総出荷金額は55%の210億6,500万円となり2半期連続のマイナスとなった。国内の出荷金額は41%の112億4,500万円、輸出が87%の98億2,000万円。国内は自動車及び自動車部品、二輪などの設備投資の冷え込みから大幅ダウンとなる一方、輸出は中国、インド向けが下支えとなり比較的減少幅は小さい。
各装置が悪い中で、前処理装置は比較的順調な出荷にあり、国内でも80%(出荷金額・15億7,300万円)、輸出が127%(同・6億3,600万円)となった。一方、塗料循環装置は36%(同・2億1,200万円)、乾燥炉は44%(同・19億3,800万円)、空調装置は47%(同・15億3,800万円)、塗装ブースも47%(同・35億5,500万円)と低調に推移した。
下期の動向は国内においては依然設備の過剰感は拭えず、「上期実績より更に10~15%ダウンする」と予測する。
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