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2010年01月25日
各種プラスチック基材の密着性向上実現(原材料) ウレタン変性アクリルポリマー開発 大成ファインケミカル
大成ファインケミカルはアクリルポリマーにウレタンポリマーをグラフトさせたウレタン変性アクリルポリマー「ACRIT 8UAシリーズ」を開発、12月1日より販売及びサンプル提供を開始した。
これまで液晶ディスプレー関連、携帯電話、包装材料分野においては、プラスチック基材が主流となっており、コーティング剤としても硬度や耐候性に優れるアクリルが広く採用されているが、用途における要求性能の高度化に伴いプラスチック基材が多様化。各種基材に密着させるコーティング剤設計が困難となっている現状がある。
それに対し、同社は各種プラスチック基材に対して密着性の良いウレタン樹脂に着目。アクリル主鎖にウレタン樹脂をグラフトさせ、アクリル樹脂の硬度、耐侯性とウレタン樹脂の強靭性、密着性、耐摩擦性といった双方の性能を発揮させることにより、PET、ABS、PCなどの各種プラスチック基材への密着性を有するウレタン変性アクリルポリマーを実現した。
同社の独自技術により、コールドブレンドでは分離してしまうウレタンとアクリルのグラフト化に成功し、かつ両樹脂とのブレンドも実現。またアクリル部分に官能基を持たせることにより、各種硬化剤と反応させることも可能となった。
同社では顧客の用途や要望に応じたカスタマイズ開発を得意としており、アクリル、ウレタン各部の組成、分子量、アクリルとウレタンの比率を調整した製品ラインアップも揃える。
同社では電気材料、自動車分野、建築・生活用部材、レジャー産業など幅広い分野での展開を期待しており、2012年には年間販売量500tを目指すとしている。
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