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2010年02月01日

マーケット:国内  企業動向

株式74%取得、日本スタッコをM&A 菊水 下塗りから上塗りまで一貫体制

菊水化学工業は1月13日、建築・土木用下地調整材の製造を主力とする日本スタッコの発行株式総数8万株のうち74.91%に相当する5万9,930株を取得し子会社化。株式取得額は非公表。取締役社長には管理本部長の古井戸滋氏が兼務。遠山眞人社長は取締役会長に就任した。


今回のM&Aに至った背景として、需要拡大が見込まれるコンクリート構造物改修に対し建築・土木用調整材の生産拡大を図りたいとする菊水側と安定した事業継続を図りたいとする日本スタッコの思惑が一致したことがある。
遠山社長は「新築市場で施主保護を観点とした法整備が進んだように、今後はリフォーム市場においても同様の流れが予想される。品質確保、保証対応が重要になる中で塗料だけでは免責事項が多く、顧客にとって有効な保証対応にはならない。下地調整剤に高い技術を有する日本スタッコを当社グループの一員にすることで、下塗りから上塗りまでの一貫体制が提供できる」と説明した。また日本スタッコに対して「日本スタッコが培ったノウハウと当社が得意とする水性無機の技術を融合することによる相乗効果は高い」と期待。


今後の展開に関しては、日本スタッコの生産拠点が加わったことで委託していた外注品をグループ内に集約していく意向。また滋賀にある日本スタッコの拠点を関西支店に位置づけ、商品センターも配備する予定。さらに大阪、北関東、福岡などの菊水の拠点に日本スタッコの営業所を併設することで、営業面及びデリバリー面での強化も図る。日本スタッコの平成21年3月期の売上高は4億1,500万円、営業損失700万円、経常損失700万円、当期純損失600万円。


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