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2010年03月15日
木材保護塗料、基準作りに前進 建築仕上学会 防カビ試験に着手
日本建築仕上学会は木材保護塗料研究委員会(委員長・本橋健司氏)を発足させ、防カビ試験による性能基準づくりを進めている。昨年9月に発足し、3月には中間報告書が取りまとめられる予定となっている。
基準策定を進める背景には、日本建築学会の「建築工事標準仕様書・同解説」で定めた木材保護塗料規格(JASS10 M‐307)の充実化がある。
現行の規格では、「樹脂及び着色顔料のほかに、防腐、防カビ、防虫効果を有する薬剤を含むことを特徴とする既調合の半透明塗料」と定義。性能面では乾燥時間16時間、促進耐候性480時間を定めているのみで、薬剤の種類や配合の量まで踏み込んだ規格化はされておらず、関係者からは「製品の性能が担保されていない中での競争は市場成長性を削ぐ」との懸念もある。
基準策定に向け、防腐性能は技術的判断が困難なことから、防カビ試験による性能基準づくりを進めている。同委員会は木材保護塗料を上市するメーカーの委託という形で運営。現在7社が参画している。
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