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2010年03月23日
色と香り、五感ふるわす ジョーマローン ファロー&ボール 初のコラボセッション
まずプレゼンテーションそのものが新しい世界に誘うように工夫されている。文字通り五感をふるわせる演出に参加者は酔ってしまったようだ。
会場は英国のジョージ王朝風の邸宅のしつらえ。出されたハーブティーと色鮮やかなデザートケーキは今回の色と香りをそのまま体現した作り込み。
限定のコレクターズアイテムは「カラードキャンドル」5種類。ジョーマローンのキャンドルの中で代表的な香り、ライムバジル&マンダリン、グレープフルーツ、ポメグラネートノアール、ブルーアガバ&カカオ、ワイルドフィグ&カシス。それぞれの香りのインスピレーションとリンクするF&Bのプレミアムカラー(ペイントとウォールペーパー)5色とのマッチング。色と香りの演出で空間はダイナミックに変化する。
まず「ライムバジル&マンダリン」はカリブ海に吹く風をイメージしたライムの香りにバジルの芳しさがアクセント。この香りにF&Bの「ブレックファストルームグリーン(No.81)」をマッチングさせた。コンセプトはコンテンポラリークラシック。
「グレープフルーツ」はローズマリー、ペパーミント、ピメントでグレープフルーツのジューシーで新鮮な香りを再現。明るく快活なイメージにピッタリなのがF&Bの「クリーム(No.67)」。リッチでパワフルな温かみ。コンセプトはフレッシュアウトドア。
官能的で魅力的なのは「ポメグラネートノアール」。ラズベリー、プラム、ピンクペッパーやざくろなどの甘いフルーツの香りにパチョリやフランキンセンスなど木々の香りがアクセント。洗練されたフレグランスに対し、F&Bの「イーティングルームレッド(No.43)」は深い赤の色調でとても刺激的。親密で密度の高いプライベート空間を創造する。コンセプトはプライベートスペース。
躍動的なラテン文化からインスピレーションを得ている「ブルーアガバ&カカオ」。ブルーアガバの花へと導かれた香りにカカオのプリミティブなブレンドでバランスの中に驚きのひねりを加味した大人の世界。F&Bの「オーバルルームブルー(No.85)」とのコーディネートにより、空間にエネルギーが帯電。クラシックな空間がイキイキしたものにもなる。コンセプトはリッチモダン。
イタリア・トスカーナ地方の朝食からインスピレーションを受けた「ワイルドフィグ&カシス」は、太陽の恵みを吸い込んだいちじくを枝から摘んだ瞬間を捉えた香り。デリケートなカシスにヒヤシンスをアクセントに加え、松やシダーウッドをブレンド。F&Bの「ペルト(No.254)」はリッチで温かくラグジュアリーな空間を立ち上げる。控えめながらも静かさの中に官能的な雰囲気。コンセプトはシンプルエレガンス。
会場の2階にはウォールカラーと香りで5つのシチュエーションがしつらえてあり、インテリア関係の参加者は「五感にダイレクトに響いてくる感じ。イメージがダイナミックに広がりますね。日常性と非日常性の境を超越するようなパワーがある」と感想をもらす。
今回のセッションはハイエンドなプロモーションのひとつの典型を見た思い。ペイントカラーの持つ魅力は香りや照明効果とのコラボで更に増幅されることを体感。五感に訴え感動する空間がそこにはあった。会場を出る参加者の表情がやや紅潮気味なことでもそれがうかがえた。カラードキャンドル5色はジョーマローン丸の内で3月26日、限定発売される。
〈Jo Malone〉
ジョーマローンは独自の香りで展開するフレグランスコレクションとラグジュアリーなホームコレクションで世界的に注目されている。世界22カ国に進出し、日本には2年前、伊勢丹に初出店。昨年9月には東京・丸の内に路面店をオープン。そのフィロソフィーはフレグランスコンバイニングやセントサラウンド。オリジナルな香りの発見や香りでのもてなしを大切にする提案で、世界から今最も注目されているライフスタイルブランド。
〈FARROW&BALL〉
ファロー&ボール社は1940年代に英国で創業。伝統的な処方で造られるオリジナル性あふれるペイントやウォールペーパーは、その他の追随を許さないデザイン力で世界中でプレミアムアイテムの地位を確立。その表現力に注目したカラーワークスが熱心なオファーの末に日本代理店となり、7年前から展開。ストーリーをもつ色132カラーは天然顔料をリッチに含み、奥深い色彩表現を可能としている。
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