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2010年06月22日

企業動向

自動車補修をテーマにソリューションセミナー開催 アネスト岩田

アネスト岩田は5月27日、本社において自動車補修向けのソリューションセミナーを開催した。
講師にBASFコーティングスジャパンの上久保和広氏を招き「自動車補修用水性塗料技術と環境対応」をテーマに講演が行われた。
同氏は国内において自動車補修用塗料のVOC対策が進んでいない実情に触れ、欧州におけるVOC対策を説明。「自動車塗料のVOC規制はベースコート、トップコートともに420g/ℓ以下に抑えられており、水性塗料以外に使用できない状況。我が国のような排出口からの濃度規制ではなく、排出される基準化学物質の総量に規制をかけており、塗料メーカーに対しての規制」と説明する。


同社が展開を進めている「オニキス」は原色に溶剤系塗料の原色を用いており、それに水性樹脂を入れて混合するタイプ。従って原色の保証期間は60カ月と長く、腐敗する心配がない。しかし水性塗料は粘度が高く、ハンドリング性に難があることから「吐出圧0.7kg/cm2以下、塗着効率65%以上のHVLPガンの使用を義務付けている。また吐出空気量が940リットル/min以上を必要とすることから10馬力以上のコンプレッサが求められる。更に乾燥時の水の乾燥を速めるためにブローガンを推奨している」と説明した。ある程度使い慣れるために研修会を行うなど地道な市場対応を図っているという。


アネスト岩田は近年の自動車補修用塗料のトレンドに合わせて設計されたニューコンセプトガン「極みシリーズ」及び次世代センターカップスプレーガン「WSシリーズ」などを紹介。今後は各塗料メーカーの製品に合わせてカスタマイズしたスプレーガンを製品化していく意向を示す。



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