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2010年07月12日

企業動向

営業利益でアジアが国内を逆転 設備投資積極化、グローバル化加速 関西ペイント 第13次中計

関西ペイントは第13次中期経営計画書(2010年度-2012年度)の概要を発表した。最終年度となる2012年度の連結売上高は2009年度比19.2%増の2,650億円、営業利益は12.2%増の250億円と営業利益でアジアが国内を上回る計画。国内においては規模の最適化を見据えた収益性強化を急ぐ一方、中国、インドを中心としたグローバル化を更に加速させる。


今後3年間の需要予測について同社は、国内市場は本格的な回復は見込めないとして、ピーク時の80%で推移すると予想。また人口減少など長期的観点からも市場の縮小懸念を示しており、組織構造・規模の再構築を含めた国内体制の最適化を図る。その一方で高付加価値製品のシェア拡大、コスト低減による競争力強化に努めていくとしている。


海外市場においては、新興国を中心に市場が拡大する他、欧米は緩やかな回復を想定。また長期的には中近東、アフリカも成長市場として台頭してくると見込んでおり、事業領域の拡大、競争力向上を含めたグローバル対応力の強化を図っていく。
そのため設備投資も積極化していく方針。国内においては、拠点の再整備などによる追加投資、既存設備の維持更新投資に着手。海外においては、インド・建設用設備増強に60億円、+4,500トン/月、インド・自動車用設備増強に60億円、+2,000トン/月、中国・自動車用設備増強に10億円、+400トン/月、タイ・樹脂設備能力増強に10億円、+500トン/月と140億円以上の投資を計画している。


これらにより、2012年度連結売上高は2,650億円、営業利益は250億円、経常利益は280億円達成を目指す。所在地別売上シェアは、日本56%(2009年度比9ポイント減)、アジア39%(8ポイント増)、欧米5%(1ポイント増)。営業利益での所在地別シェアは、国内43%(9ポイント減)、アジア53%(10ポイント増)、欧米4%(1ポイント減)となり、アジアが国内を上回る。


なお、2012年度の単独売上高は1,430億円(2009年度比6.7%増)、経常利益90億円(7.2%減)を見込む。


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