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2010年07月14日
目を凝らすと見えてくる 17年ぶりプライベートショー開催 板通
大手工業用塗料ディーラーの板通(本社・栃木県足利市、社長・板橋信行氏)は6月11・12日の両日、「板通技術展」を開催した。サブタイトルは「生産現場のエコロジー~目を凝らすと見えてくる~」。日産自動車・栃木工場長の高岡洋海氏を講師とした6つのセミナーの他、機器、資材メーカーなど45社が協力出展し最新製品やシステムを紹介。ユーザーなど500名超が来場し、活気溢れる展示会となった。
展示会の開催について板橋社長は「当社にとって実に17年ぶりの展示会。不況を打破し元気になろうとの思いを込め、社員からの発案で開催の運びとなった。テーマは環境対応。といっても中小企業は省エネやCO2削減が具体的にどのように効率化やコスト削減につながるかが見えないと動けない。そういった意味で現場視点に立った展示、提案に努めた」と趣旨を説明。
塗装、メッキなど表面処理の総合サプライヤーを標榜するだけあって、出展メーカーの顔ぶれも実に多彩。環境対応機器、廃水処理関連、塗装関連、検査・測定機器、安全衛生用品など出展社は45社を数え、同社の底力を感じさせる。機工商社などの展示会と異なり、顧客の的を射た製品、システム出展が目立ち、早速商談に入る場面が多数見られるなど会場内は終始活気に溢れた。
一方、セミナーでは日産自動車・栃木工場長の高岡洋海氏による「自動車業界の今後」が注目。セミナー会場いっぱいの160人が聴講した。高岡氏は同社が今年秋に発売する100%電気によって動くクルマ「リーフ」を題材に今後の自動車業界の変貌を解説。
高岡氏はこの中で「電気自動車の登場、普及によって環境対応ばかりでなく、スマートグリッドなどクルマの役割ががらりと変わり、それによって暮らしも変わる」と電気自動車が与えるインパクトを説明。インフラ整備に向け急速充電ネットワークの構築が急ピッチで進んでいることなども報告した。
また、インテグラルなものづくりの代表格である自動車産業が、電気自動車を可能ならしめたリチウムイオンバッテリーのモジュール化により産業構造の変化を予感させる講演内容。来場者は皆真剣な面持ちで聞き入っていた。
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