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2010年08月30日
ガラス面遮熱塗料に進出、「NTサーモバランス」上市 ニットク
日本特殊塗料はトータル遮熱塗料システムの一環として、このほどガラス面用「NTサーモバランス」(商品名)を開発、上市した。屋上・防水・外壁・路面に次ぐシリーズ化商品として展開し、トータルシステムで差別化していきたい考え。
NTサーモバランスは既存の窓ガラスの内側に塗装する透明タイプの赤外線・紫外線吸収塗料。最大のポイントは室内からコーティングすることで、夏場は赤外線波長を吸収し、冬場には中・遠赤外線波長を吸収するため、夏冬のエアコン効率をアップさせる効果がある。
つまり夏場は塗膜が760‐2,000nmの赤外線波長を吸収し室内への熱の侵入を低減するため、温度上昇を抑え冷房効率を高めて省エネ、冬場は2,000nm以上の中・遠赤外線の熱が外部へ放出するのを防ぐため、暖房効率がアップする。
また室内への紫外線の侵入を吸収するため、家具やカーテン、畳の紫外線による劣化や色あせを抑制。更に夜間には室内照明から発生する紫外線が外部に漏れることを防ぎ、虫などの飛来を防止する。
フィルム系との差別化として、NTサーモバランスは可視光の高い透過率がある。フィルムタイプは一般的に40%ほどなのに対し、80%以上の透過率を保持しているため、ガラス面の高い視認性を確保でき、視界を妨げることがない。またフィルムでは施工の困難な凹凸のあるガラス面や網ガラス面にも施工できる。また現場施工でき複層ガラスの取り替えに比べ低価格。塗装後2時間ほどで指触乾燥し、7日後には完全乾燥、塗膜の耐久性を発揮する。
施工方法は通常のフラットガラスのケースでは、クリーナーによるガラス洗浄後、下地調整でガラス面の親水化のためNTサーモバランスシリカによる研磨をミニサンダーと専用不織布で行う。サンダーは2~3g/m2。マイクロファイバークロス(MFクロス)で水洗、水分除去。次いでNTサーモバランス(A液9:B液1)を専用スポンジで塗装。25g/m2。特有の臭気が発生するため、作業者は排風機などによる換気をする必要がある。
NTサーモバランスは責任・保証システムとして展開する。ニットク・アメニティシステム会のメンバーの施工店が研修・認定を受けガラス面施工を実施。今後地区のアメニティシステム会での研修を実施していく。省エネ法の改正による遮熱塗料への関心が高まっているところから、同社では遮熱塗料のトータルシステムの強みを発揮していく。
NTサーモバランスの荷姿は、下地処理剤「NTサーモバランスシリカ」200g、「NTサーモバランス」1kgセット(A液900g、B液100g)。
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