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2011年03月23日
構造制御タイプで設計自由度を訴求 ビックケミー 公開セミナー
ビックケミー・ジャパンは3月8日、コンベンションホールAP品川で「2011ビックケミー公開講座」を開催した。当日は分散剤、表面調整剤について解説した他、同じALTANAグループとして、測定機器(BYK-Gardner)、光輝顔料(ECKART)の紹介も行った。メーカー、コーティングメーカーなど約80名が参加。先に行われた大阪、名古屋会場と合わせ計200名近くが受講した。
冒頭のあいさつに立った福田勝社長は「国内のマーケットだけでは対応できなくなっています。しかしグローバルに対応するためには、各地の用途、性能要求に応じた設計対応が求められています。そういう意味でも当社の技術・製品を活用頂ける機会がもっと増えてくると思います。今後もお付き合い下さいますようお願い申し上げます」と述べた。
セミナーでは、若原章博技術部長が顔料分散剤のメカニズムを解説した上で、構造制御タイプのメリットを訴求。「新規ポリマーの開発が難しい中で、モノマー配列をコントロールすることで新たな機能付与ができる」と、微分散安定性、相溶性拡大など設計自由度の幅広さを強調した。また水系塗料用分散剤についてもお菓子のポッキーの例えでコントロール重合タイプの優位性を説明。「チョコレートの部分(ポリマー配列)に(吸着基として)粒つぶ感を与えたり、長さを自由に変えることもできる」と分かりやすく説明した。4月にもコントロール重合タイプのUV用湿潤分散剤を発売する。
表面調整剤については、撥水機能及びバランス最適化を持つシリコン系とアクリル系のシリコンマクロマーを紹介した他、機能性コーティング材として需要拡大が期待される耐擦傷性、耐UV、導電性を有するナノ粒子ディスパージョンについても解説を行った。
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