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2011年08月22日
ねぶた向け、紙材コーティング剤を開発 防水、撥水機能に高い評価 エイトノット、BAN-ZI
施工店見積サイト「外壁塗装ナビ」を運営するエイトノット(本社・神奈川県川崎市、社長・大橋寿昭氏)は、特殊塗料メーカーのBAN-ZI(バンジー)と共同でねぶた用超撥水塗料「スーパーGXねぶた」を開発した。
同品はねぶたに絵付け後、塗布することで和紙に防水、撥水、防汚性を付与することができるのが最大の特長。水性絵の具のにじみもなく、雨天においても雨対策なしでそのまま巡行することができる。
開発の経緯は、浸透性防火難燃剤などを製造するBAN-ZIがエイトノットに用途展開を持ちかけたのがきっかけ。青森のねぶた祭りが雨の際、ビニールシートがかぶされ、迫力が半減することを気に掛けていた大橋社長は知り合いのつてをたどり、ねぶたの絵付師に提案し、開発が始まった。
ねぶたは和紙に水性絵の具で絵付けした後、台車に乗せて巡行する。大きいものでは、幅9m、奥行き7m、高さ5mの規模を誇り、製作費は1体で2,000万円を超えるものも。青森ねぶた祭りでは22体ほどのねぶたが巡行する他、各地でも大小さまざまなねぶた祭りが行われるなど、絵付師を支える伝統産業の1つとなっている。
中から絵を映し出す光は、最近になって火から電気灯やLEDが用いられるようになったが、雨には弱く、雨天時にはビニールシートで覆うしかなく、迫力感や躍動感に欠けるという難点があった。
そこで難燃剤、撥水剤技術を持つBAN-ZIが和紙に対しても高い撥水防水機能を持つコーティング剤を開発。「水性絵の具のにじみを抑えることが難しかった」と話すものの、実用レベルでの製品開発に成功した。
同品はシリコーンを主成分とした無溶剤タイプの常温硬化型ガラス塗料で、「家庭用シャワーを強で2時間当て続けても問題ない」と高い防水、撥水性能を持つ。
今回、青森青年会議所、青森市PTA連合会、城南ねぷた愛好会(弘前市)の3団体に復興支援として無償で材料と施工を提供。今年のねぶた祭りで同品を塗布したねぶた3体が巡行する。
今後もねぶた以外にも障子やふすま、ダンボールなど紙材保護に寄与できるとして、用途展開を進めていく。価格は1kg・18,000円。
問い合わせTEL0120-832-834
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