2017/03/08 13:33

塗装欠陥事例から原因を考察 塗り替え研究会

20170222-4-3.JPG日本塗り替え研究会は8日、東京塗料会館で公開講座「塗装店のための塗装学」を開催した。当日は職業訓練大学校塗装科教授などを経て、現在川上塗料社外取締役を務める坪田実氏(写真)が講演を行った。当日は会員など約40名が参加した。
坪田氏は第一部では錆止めペイントの原理などを説明した。錆止めペイントには錆止め顔料(鉛など)が含有されており、水が入るとわずかに溶けて、鉄の界面をアルカリ性に保つことで鉄の酸性化(錆)を防止している。また、近年防錆塗料として使用されるジンクリッチペイントは亜鉛を使用することで犠牲的な防食作用を発揮し錆を防いでいる。坪田氏は東京スカイツリーの塗装仕様を例に、ジンクリッチペイントの有効性を示した。
続く第2部では塗装欠陥事例を引用して講義。ポリエチレン粉体塗料で塗装された水道鋼管の内面コートがはがれた事例をもとに公式などを使い内部応力について説明した。
その他、エスケー化研の高山美幸氏が「日塗工2017年J版塗料用標準色の使用方法」と題し、講演を行った。

関連記事

powered by weblio