2017/03/27 17:25

加工業×粉体塗装仕上げ 三王、町工場"交流イベント"出展

町工場による"ものづくりの交流"をコンセプトにしたイベント「えんにち!」が4日、ニットー本社工場(横浜市)で開催された。加工業者など14社が参加し、塗装関連では粉体塗料メーカーの三王がペットボトルパウダーコーティング「チョコナ」をPRした。
会場では金属や樹脂、布、紙などの素材を扱う町工場が自社技術を活用したワークショップを開催。訪れた家族連れがねじを使ったアクセサリーやスプーン、ランタン、コマなどオリジナル品を作る姿が見られた。
三王ブースでは粉体塗装を体験できる。お手軽粉体塗装ガン「コナールショット」とペットボトル入り粉体塗料「チョコナ」を使用し、来場者自らが鈴などの小物品や持ち込んだ金属品を粉体塗装で仕上げていた。「体験することでプロ向けと思われている粉体塗装がぐっと身近に感じてもらえ、焼き上がりに皆さんすごく喜んでもらえる」と廣瀬康二郎氏。同社では自社でワークショップを開催したり、多摩美大の卒業作品に協力したりするなど粉体塗装の普及活動を積極的に行っている。
また実際工場にチョコナを導入しているマクルウ(静岡県)も出展。同社ではマグネシウムの加工などを行っており一部では製品化し販売も行う。
「我々加工業が製品化するときにネックになるのが表面仕上げ。外注では発注ロットが少ないため、カラーバリエーションなどで融通が利かないなどの壁がある。チョコナであれば自ら塗装仕上げができ、カラーバリエーションも豊富で付加価値を付けることができる」(安倍信貴常務)として、製品化事業を強化していく。
このイベントでは互いに素材を持ち寄り加工し合うなど交流が活発なのが特徴。開催するにあたり中心になったのはえんにち実行委員会委員長の羽田詩織さん。「勝手に町工場親善大使を名乗っています」と笑う羽田さんは声優として活動する。たまたま町工場イベントの司会を通じて興味を持ち今回のイベント開催に至った。
羽田さんは「ものづくりに垣根なんてないことを"お祭り"を通じて体験してほしい。扱う素材も地域も業種も遊びの中なら関係ない」という。既に次回8月5日の開催も決まっている。

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持ち込んだ品を自ら粉体塗装

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主催者の羽田さん、自ら自転車を粉体塗装で仕上げた

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