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Web特集

2007年09月03日

シリーズ: ペンキ屋から塗装ビジネスへ

ペンキ屋から塗装ビジネスへ ‐年商3億円への歩み‐(6)

アルカス 真仲一成

第5章 売上を伸ばすということ

これまで私は塗装ブローカーから塗装工事店になるまでの経緯をお話してきました。これからは、売上規模によって会社にどのような課題が生じるかについて私の経験を元にご紹介したいと思います。 まずその前に塗装工事店には売上の法則があります。それは私の塗装工事店にコンサルティングする時の基本の考え方となっています。年商が分かれば今の状態が大体把握できます。そして、この会社及び社長がどのような方向に進んで行くことがベストかについて判断することができます。 このような観点から、年商によってどのような段階があるのかをまとめたのが売上の法則です。この売上の法則を私は『塗装工事店売上 1・3・5・7の法則』と呼んでいます。売上1,000万円、3,000万円、5,000万円、7,000万円、1億円、3億円と、売上規模によって塗装工事店の仕組みが大きく変わるということです。

すべての会社がこの法則に当てはまるとは思っていませんが、色々な会社を見ているとほぼ当てはまっています。ここで注意すべき点は厳密に1,000万円ピッタリではなく大体1,000万円位と解釈してください。実際に1,000万円の塗装店と3,000万円の塗装店は大差ないようでも経営の考え方はまったく違います。

下請け専門の塗装店に元請けになりなさいと言ってもなかなかなれません。最近は色々な方が「元請けにならないとダメですよ」と言っていますが果たしてそうなのでしょうか?元請けになるには相当の努力が必要ですし、法的な整備、業務的な整備が必要になります。それより下請け、元請けといった体質に捕らわれず、売上規模によって提案する方が実際に良いアドバイスができるというのが私の経験則です。塗装店によって仕事内容や仕組みが違いますが、経営者から見ると売上はひとつの共通した指標です。年間どの位のお金を扱うことができるのかについて提案することが多くあります。 別の言い方をすると、1,000万円の売上から3,000万円にするのは結構簡単なことです。なぜなら1,000万円規模で生じる課題を解決していけば3,000万円になれる可能性があるからです。ただいきなり5,000万円、1億円にするのはとても厳しいことになります。達成できたとしても、きちんと段階的に課題を乗り越えていないため、後でまとめて困難が降り注ぎます。売上を伸ばすということは、その都度色々な問題が起こるということを知ってもらった方が良いと思います。

また各ステージには色々な"罠"が仕掛けられています。その罠にかからないと次のステージに行くことはできないのです。この罠にどっぷりはまるか、最小限の傷で済むかは、対応策を知っている方、もしくは勘の良い方であれば回避できます。私は運悪く?すべての罠にはまりました。そして苦しみました。この経験をみなさんに伝えられるものは伝えていきたいと思いコンサルティング会社を行っています。

冒頭にも触れたように、これからは主に年商規模によってどのような問題が起こったのかを中心お話します。広告の反応率を上げる具体的な方法や効率よく契約する方法の類は扱いません。どちらかというと1番触れられたくないブラックBOX的な事になります。 お金の問題、人の問題 昼下がりの連続ドラマみたいな内容ですので、ためになる内容ではなく、この年商規模ではこのような事が起こるのかと思っていただければと思うと同時に、偉そうに言っているけど実際はこんなもんなんだと笑っていただけるのも良いかと思います。できればあまり公表したくない内容も盛り込まれていますし、正直あまり気の進まない内容です。本当ならこんなチラシでこんなことをすれば反応が良いですよとか、契約率を挙げる方法について書きたいです。 しかし、みなさんの期待に応えるべく、あまり触れたくないお金の問題や人の問題を中心に紹介していきたいと思います。実名やこれから先影響のあることについては、多少オブラードを包んでお話しますがほとんどが本当の話となります。

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