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Last Updated: 2008年10月21日 08:57  RSS 2.0
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Web特集

2008年01月15日

2007年10大ニュース(テクノロジー編)

第1位 日ペ・トピー工業・タクボ、IH乾燥方式開発

日本ペイントはホイール大手のトピー工業及びタクボエンジニアリングと共同でIH技術を用いた乾燥方法を開発した。IH技術を用いることで乾燥工程の大幅短縮と省スペース化、高品質塗膜の確保及びCO2削減、省エネ化などに加えコストダウンに貢献する技術として注目されている。従来IH方式としてはコイルコーティングなど特殊な用途に利用されていたが、今回の開発では汎用的な広がりが期待される。

第2位 横浜樹脂・クラレ、ポバール樹脂系粉体塗料開発

粉体塗装専業者の横浜樹脂コートとクラレは共同で熱可塑性粉体塗料「M‐コートパウダー」を開発した。透明性・付着性に優れるなどの特長を持つポバール樹脂をクラレが粉体塗料用に応用し、横浜樹脂コートが塗料化を図るとともに供給も行う。鮮映性の高い新規粉体塗料として、ナイロン樹脂塗装の代替としてマーケット展開を図っていく。自社で色出しを行い、細かなマーケットニーズにも対応していく意向。

第3位 山一化学・土木研、特殊剥離工法を開発

山一化学工業と土木研究所は共同で橋梁などの旧塗膜を剥離する「インバイロワン工法」を開発した。剥離剤が塗膜深部まで軟化させるため、多層膜に対しても1度で剥離ができる。ブラスト工法などの機械的工法や従来型剥離剤使用に比べ作業性やコストの面で格段に優れるばかりでなく、周辺環境及び作業員への安全性が高いというメリットがある。平成18年第8回国土技術開発賞最優秀賞受賞。

第4位 関ペ・シャープ、グリーンポリマー1液型開発

関西ペイントはシャープと共同でデンプンをベースにしたグリーンポリマー塗料で、1液型を新たに開発した。液晶テレビ「AQUOS」で採用されているのは2液型であるため、1液型が主流である家電プラスチック市場では採用が限定されていた。今回の開発で普及拡大を図る。経産省主催の第2回「ものづくり日本大賞」の優秀賞、色材協会の技術賞、大阪工業研究所の工業技術賞受賞。

第5位 DNT、塗膜下劣化診断システム開発

大日本塗料は塗膜下の劣化状況を定量化できる塗膜診断・塗替え仕様選定システム「FS3システム」を開発した。同システムは、現場で簡単に測定操作できる塗膜下金属腐食診断装置やデジタル画像処理により塗膜下の劣化面積及び劣化の程度を定量化できる。更に独自開発した診断ソフトを用いることで劣化状況及び期待耐用年数に応じた防食システムが選定でき、優れたコストパフォーマンスを提供できる。

第6位 オキツモ、超精密潤滑コーティング開発

オキツモは超精密潤滑コーティングシステム「UPLコーティング」を開発した。同システムは潤滑コーティング剤と専用塗装設備を併せたもので、微小部品や複雑な形状でも薄膜でかつ均一な塗膜(膜厚精度±1μm以下)で塗装することが可能になった。これにより品質の安定と不良率の大幅な低減につながる。自動車部品や精密機械などの摺動部品をターゲットに営業を展開している。

第7位 日ペ、遮熱塗料の最適設計技術を開発

日本ペイントは太陽熱反射塗料(遮熱塗料)の分野で顔料の組み合わせを制御することで高反射性能を確保しつつ塗料コストの低減を可能にした、光処理最適化技術「日射反射率予測システム」を開発した。同システムは、色の三原色の性能を利用して、現有する顔料の反射・吸収性能を測定解析し、ライブラリー化した上でそのデータをコンピュータ処理して高反射性能を持った塗料を設計できる光処理技術。

第8位 日特、遮熱塗料の体系化を完了

日本特殊塗料は遮熱塗料を屋根用から外壁、屋上防水、カラー舗装材の分野にまで拡大展開している。更に外断熱システムを加えることで「省エネ・遮熱塗料シリーズ」として、特殊機能に特化する戦略を進めるための商品体系を完成させた。こうした機能戦略により、単品販売から複合販売への動きも顕在化している。屋根と外装用のダブル遮熱、遮熱と断熱の複合化などで効果倍増を提案する。

第9位 水谷・ユニオン・ダイセル、固形UV塗料開発

水谷ペイント、ユニオンペイント、ダイセルサイテックは共同で固形UV塗料によるコーティングシステムを開発した。ペレット状のポリエステル系樹脂を熱ロールコーターで溶融しながらワークに塗布、IR及びUV照射で固化させる。VOCゼロの上、100μm前後の厚膜が得られる。開発ではダイセルサイテックが樹脂を提供し、水谷ペイントが塗料配合化、ユニオンペイントが塗装技術を担当した。

第10位 TS塗技研、プラスチックを鏡面光沢に

TS塗装技術研究所はピアノ調鏡面光沢を発現できるプラスチック用塗装システムを開発した。同時にエラストマー用、薄膜蒸着、高光沢アルマイト用、高光沢ステンレス用、無溶剤UVなどの塗装システムをラインアップ。携帯電話やパソコン、自動車部品に展開を図る。塗装エンジニアリングに加え独自の塗料開発ノウハウを統合したコンサルティング力でプラスチック塗装の可能性を追求していく。

次点 南海プランナー、BP経営支援ソフトで特許取得

南海プランナーが開発した板金塗装業向け工場管理・経営支援ソフト「BP Management」が特許を取得した。BP向けソフトの特許取得は国内初。

次点 宮澤塗料、ナノシリーズを展開

宮澤塗料は水性バージョンの「ナノコンハードシリーズ」を展開、建築汎用向けでプライマーからクリヤーまでを揃える。

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