2016/12/01 16:59

いいいろの日特集2016 製品紹介 デザインへの訴求


空間に感動を
日本ペイント「EMO」

日本ペイントは空間に感動を呼び起こすをコンセプトに「パーフェクトインテリアEMO」を展開する。4つのカテゴリーがある。①EMO flicker②EMO silk③Emo twinkle④EMO frost。刷毛などを使った技法で表現力を高めているのが特色だ。
EMO flickerは、刷毛とプラスチックヘラを使い、降り注ぐ陽光のような質感がある。EMO silkは刷毛のみで、滑らかな絹織物に似た輝きと質感。EMO twinkleは刷毛とプラスチックヘラを使って無数の星が夜空に弾けたようなイメージ。EMO frostは刷毛のみで粉雪が舞う雪原の空を想起させる輝きを見せる。
EMOシリーズはいずれも3色、容量は4kg、15kg。
適用下地は各種ボード、コンクリート、塩ビクロス、旧塗膜(EPなど)。
この他、インテリアペイントシリーズとして、「土壁けいそう」「しっくい」「水性ケンエース」「ペリアートⅡ」「インディアートCERA」をラインアップしている。


漆を超える表現力
カシュー「カシュー塗料」

カシューの「カシュー塗料」はカシューナッツの殻から抽出した自然オイルを原料としており、その独特の光沢感はかつて高級家具、仏壇などに採用された。こうした需要はユーザーの海外シフトにより激減した。
そして今、その仕上がりに再び注目が集まっている。漆のような深い光沢が評価されているのだ。しかも漆に比べかぶれにくく、常温での硬化性に優れる。更にいろいろな加飾方法による表現力がある。


小口、即納、カラーニーズに対応
インターナショナルペイント

インターナショナルペイントの17色共通原色システムが右肩上がりの成長を続けている。このほど新たに調色機を導入し「より一層安定供給体制が整えられた」(担当者)と、"調色力"を差別化にユーザーの評価を高めている。
同社の共通原色システムは、主力とする水系建築汎用15製品を対象に17原色による調色ニーズに応えるもので、日塗工色全色、PANTONE、DICなど淡彩から濃色まで幅広い色ニーズに対応できるのが特長。更に4kg・1缶に対応する小口化と当日出荷を基本とする即納サービスにより「濃色オーダーが半分近く占めている」と、施主のこだわりに対応する駆け込み寺的存在として受注量を伸ばしている。
原色は高耐候性着色顔料を採用。艶ありの他、5分艶(半艶)、3分艶(艶消し)の調色ニーズにも応える。


豊富な色数揃える
ジェットストローク「マジックディップ」

鈑金塗装工場のジェットストローク(千葉県鎌ケ谷市、佐々木裕一社長)が自社で開発している、貼ってはがせる塗料「マジックディップ」。その特長は豊富なカラーバリエーションにある。原色は60~70色で、パール塗装やキャンディカラー塗装も可能となっており、調色にも対応することでカラーバリエーションは無限大。
現在、同社では全国のボディショップを中心に認定施工店や販売代理店の拡大を図っている。「色数の豊富さに加え、気軽にカスタマイズできるところを訴求していきたい」(担当者)。

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反響音吸収、色の組み合わせ
日本特殊塗料「吸音デコ」

日本特殊塗料は吸音装飾パネル「吸音デコ」を展開する。壁面に装着することで室内の反響音を軽減する効果がある。ある高齢者施設で採用したところ、会話の声が良く聞こえるようになったなど、効果が実証されている。
また同品はウォールデコレーションとしての価値がある。カラーバリエーションは7種類(ホワイト、ベビーピンク、ベージュ、ブラウン、オレンジウェーブ、ブルーウェーブ、グリーンウェーブ)、サイズは400mm×400mm、厚み38mm。重さ500g/1枚。荷姿6枚/1箱。貼り付け専用マジックテープ付。


色選び、質感で楽しさを訴求
イサム塗料

イサム塗料は内装用光触媒塗料「エアフレッシュ」を展開。今夏には、「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」に出展するなど、販売ルートの開発を積極化している。
同品は光触媒の効果と、暗所でも消臭効果を発揮するAg(銀)イオン効果を組み合わせたハイブリッド塗料。消臭、抗菌、抗カビ、抗ウイルス効果を有し、室内の環境改善に寄与する。
更に豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつ。「Shiro」「Hidamari」「Aqua」「Asobi」「Asayake」の5つをコンセプトに100色を提案。色選びに楽しさを盛り込んだ。
一方、自補修向けでは「イサムマットシステム」を展開する。クルマの補修色といった次元を超え、新車色にはない艶消し塗装を提案。BP工場のカラーサービスアイテムとしての展開に加え、カーオーナーがDIYで愛車に塗るケースも想定している。
「イサムマットシステム」は16色のカラーチャートを有し、パステルカラーからメタリック調まで揃える。


高級感あふれる質感
カラーワークス「テクスチャーペイント」

カラーワークスは高級感ある仕上がりが得られるテクスチャーペイントシリーズ(輸入品)を扱っている。カラーとテクスチャーの質感を発揮する。スウェード調ペイント(24色)、砂目調(24色)の他、シルクのようなメタリック「モアレ」(84色)、コテで仕上げたような仕上がりの「マンダマダ」(42色)をラインアップ。
「モアレ」をピックアップしてみよう。表面はシルキーだが、メタリックのきらめきのある重層な仕上がり感が得られる。コテ・ローラー・刷毛と使う道具によって異なった表現が得られるのも魅力。また、タッチアップ性が良く、塗りやすいのも特徴。
高級で独特な空間づくりにピッタリのペイント。一般住宅から商業施設までこだわりのある空間を求めるニーズに合致する。


内装塗料に込めた哲学
菊水化学工業「ミルテックス5」

住まいづくりにDIYやリノベーションの要素が濃くなってくる中で、それらのスタイルと親和性の高いペイントのポテンシャルも高まっている。
同社がインテリアシーンに推奨しているのがスウェーデンAlcroBecker社製のアレルギーフリー塗料「ミルテックス5」だ。「アレルギー体質の子供を持つ親の切実な願いに応えるためという、極めてニッチな分野に向けて開発された塗料だが、その徹底した商品哲学に見習うべきところが多い」とし、同社の市場への向き合い方の象徴的な商品として位置づける。
ミルテックス5は、ヨーロッパの環境マーク(スワンマーク、EUフラワーマーク、燕マーク)を取得。「スウェーデンぜん息とアレルギー団体」からも推奨されている人の健康にやさしい塗料。もちろん、F☆☆☆☆、厚生労働省指針対象13物質非含有など国内環境基準もクリアしている。
更に、直感的に感じ取れる同品のメリットが「ニオイがない」点だ。同品は人気の家具ショップ・IKEAで標準採用されているが、展示ブースを塗り替える際は「昼間の営業時間中、お客さんが買い物をしている横で塗り替え作業を行っている。それほどに臭気を感じさせない塗料」と、安全性の信頼は万全だ。


粉体カラークリヤーで付加価値提案
三王「コナールトーン」

ディーラーと粉体塗料メーカーの顔を持つ三王(本社・東京都足立区)は粉体塗料「Conall(コナール)」のカラーデザイン戦略を推し進めていく。
新たな意匠シリーズとして「Conall Tone(コナールトーン)」を発表。その中で注目なのがカラークリヤーの「キャンディトーン」だ。
粉体カラークリヤーは市場で汎用的には流通されていない中、同社では小口での販売をスタートさせている。カラーはレッド、ブルー、ブラック、ゴールド、カッパー(銅)をラインアップ。「素材を生かすのであれば1回仕上げで良いし、プライマーにメタリック系を組み合わせればより深みのあるカラーデザインとなる」(高橋大社長)。
既に採用実績もあり、導入企業の中には自社製品の特別仕様モデルとして粉体カラークリヤーを位置づけている。
また、コナールトーンシリーズではテラコッタ調粉体塗料「テラトーン」もラインアップするなど、意匠性・カラーデザインに優れた粉体塗料を積極的に開発、市場展開していく方針だ。

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粉体+熱転写で新カラーデザイン
カドワキ「パウダーエフェクトK」

カラーデザイン粉体塗装を得意とするカドワキカラーワークス(本社・神奈川県横浜市)は粉体塗装熱転写システム「パウダーエフェクトK」の展開をスタートさせた。
パウダーエフェクトKは粉体塗膜の表面にさまざまな模様や柄を熱転写することで、粉体塗装塗膜の耐久性はそのままにデザインの広がりを持たせることができる。
木目、石目、布目、抽象(ミリタリー、ヘアライン、クラウド)の柄があり、それぞれの柄をもとにさまざまなカラーバリエーションを施すことができる。内外装建材向けに展開を進めており、ファサードや窓、ベンチや柵などで粉体塗装のカラーデザインを付与することで製品価値の向上を提案する。
独自のカラーデザイン戦略を志向する同社では10月に厳選したカラーと技法を取りまとめた専用の色見本帳「KADOWAKI innovative color&surface(イノベーティブカラー&サーフェス)」を作成、新たな展開をスタートさせている。

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1488のカラーバリエーション
カラーワークス「HIP」

カラーワークスの基幹商品であるインテリアペイント「HIP」は国内最大の1488色のカラーバリエーションを有する店頭調色システムだ。専用のカラーデッキ(色見本帳)がセットされ、カラーツールも充実。
最大の特徴は彩度と明度から構成されるブライト・ミューテッド・シェード・ニュートラルの4つのトーンに分けた点にある。例えばブライト系のレッドを選びたい場合、彩度のグレードが揃っているので非常に色決めが容易。また、フラット(艶消し)、エッグシェル(3分艶)、セミグロス(5分艶)の3種の艶グレードが用意されている。
他の水性タイプとの違いは、アクリル樹脂に微粒子化したセラミックが添加され、強固な塗膜を形成するとともに、摩擦抵抗性があり手垢などの汚れがふき取れる。塗装に際してのペイントの飛散が少なく、伸びが良く隠ぺい力が高い。
また、カラーワークスでは上質なインテリアペイントカラーを実現するため、何回も塗り重ねて塗れるペイント専用下地クロスを販売している。クラックの発生を防ぐ他、ペイントカラーの仕上がり感向上に寄与する。


色を楽しむ水性木部用
松山塗料商事「NAKASOTO」

松山塗料商事(本社・延岡市)はインテリア・エクステリアに対応した水性タイプの木部用塗料「NAKASOTO」を展開している。高い安全性とともに、1回塗りでカラーリングが良く、子どもたちやお母さんからも使いやすいと評判。しかもオリジナルカラー8色は楽しいネーミングが付けられ、親しみやすいイメージを訴求している。
例えばビターガナッシュ、キャメル、ココア、コーヒーといった具合。またセレクトカラー14色は淡彩色からビビッドカラーまで取り揃え、色を楽しむ木工用塗料をアピールする。
性能は本格派。水で希釈して好みの色の濃さにカスタマイズでき、クリヤー塗装する場合には塗料の種類を選ばない使いやすさ。用途は雑貨やおもちゃの日常品から屋外ウッドデッキやテラスまでの幅広さがある。
700mlあれば約4畳半分(2回塗り)の面積が塗れる。150mlであれば1畳分。