B級グルメ好きには放っておけないメニューを見つけた。「大腸臭臭鍋」。読み方は分からなかったので、とりあえず「だいちょう くさくさ鍋」と名づけたそのメニューに惹かれて店に入った。台湾の街角の食堂である▲後でググったところによると、臭豆腐と豚の大腸(ホルモン)が入った一人鍋料理だそうで、発酵豆腐の強烈な香りと濃厚なホルモンの旨味がスープに溶け込んだ癖になる味わいにハマった。インパクトのあるメニューに惹かれて地元のソウルフードにヒット、旅の醍醐味である▲先日のゴールデンウィークに台湾に行ってきた。今回は、台湾南部の高雄市に飛び、そこから台南→台中→台北へと列車を乗り継いで北上するバックパックの旅。それぞれの街でぶらり歩きを楽しみ、缶ビールを片手に夜市を流す。心の洗濯をする1週間...になるはずであった▲高いのである。物価が。コンビニのビールも夜市の屋台フードも街の市場の食材も、ほぼ日本より高い値段に心がざわざわ。「気安く来られるところではなくなった」と、3年前に来た前回とのギャップに少しへこんだ▲聞くところによると、個人の豊かさを示す1人当たりのGDPで2024年には日本を逆転、街も人も元気である。日本の置いてきぼり感ばかりが募る、そんな旅が続いているなぁ(K)

