建築分野に2つの新製品投入
日本ペイント
日本ペイントは8月25日、建築分野向けの新製品として「グリーンループ BMK」及び「ニッペ ジキトーン シェルサンド」を発売した。
「グリーンループ BMK」はバイオマスバランス式低炭素水性1液無機系塗料で、建築分野での低炭素型建設資材への関心の高まりを背景に開発された。環境配慮と機能性を両立し、かつ価格とのバランスにも配慮している。
化石由来原料の一部を生物由来原料へ置き換えるマスバランス方式を採用しており、同社の水性フッ素塗料+汎用微弾性フィラー仕様に対しCO2排出量を最大約43%削減可能(下塗り含む)。また期待耐用年数20年の高耐久性能を備え、かつ石油由来原料のみから作られた塗料と比べてもコストに大きな差がない。
「ニッペ ジキトーン シェルサンド」は砂状の天然貝殻を配合した高意匠仕上げ塗材で、塗料による磁器タイル代替を提案している。
現在、商業施設・集合住宅の外壁の高意匠仕上げには磁器タイル貼りが広く採用されている。しかし、磁器タイルは剥落リスクへの対応として定期点検が義務付けられるなど、安全性や維持管理の面で懸念がある。
また設計・施工現場からは、天然素材ならではの風合いを備えた意匠仕上材を求める声が同社に寄せられていた。
同品はこうした市場ニーズから開発されたもので、意匠性と安心感を両立できる。天然の貝殻を砂状にした素材を配合しており自然なゆらぎのある質感を表現可能。光の当たり方や見る角度によって表情が変わるため、壁面にやわらかな奥行きと上質感を与える。
36色の標準色に加え、施工方法を変えることで仕上げパターンを9通りから選べる。コンクリートやモルタル、プレキャストコンクリート部材、ALCパネル、旧塗膜面など、さまざまな下地に対応しており新築・改修の双方で使える。
