アスベスト処理のプロ集団の存在感を
アスベスト研究会総会
菊水化学工業
菊水化学工業は4月22日、東京・品川区のTKPガーデンシティにおいて、「2026年度アスベスト研究会総会」を開催した。会員・賛助会員などを合わせて90名ほどが参加。アスベスト処理に関わる最新情報などを共有した。
同研究会は、アスベスト含有仕上塗材の除去・撤去工法に関して全国の関連企業と研究開発や情報交換、協議することを目的に2019年4月に発足。建物解体業者や改修、塗装など幅広い業種で構成し、正会員数は発足時の57社から今年度101社に増加、活発な活動を続けている。
総会の冒頭であいさつに立った秦賢治会長(写真、菊水化学工業)は、「2019年の発足後まもなくコロナ禍に見舞われ、厳しい中での船出となりましたが、8期目を迎えた今期も中東情勢の影響による混乱の中でのスタートとなりました。中でも建設業界は、人手不足や賃金、資材のコストアップで再開発の大型プロジェクトが中止や延期といった事態が全国的に起こってきています。それに伴い、建物の解体工事も順延されることが予測されるわけですが、アスベスト処理のプロが100社も集まる集団としての存在感を高め、仕事を先鋭化していかなければなりません。アスベスト処理に関わる安全性や法整備への働きかけなど社会的な貢献度を高めながらプロ集団として研鑽を積み、良い仕事、良いものを提供していきたい」と述べ、会の活動に一層注力していく姿勢を示した。
今年度の活動計画では、9月から10月にかけて全国6地域で支部会を開催する他、新たな活動として安全活動・現場視察・検討会を支部単位で行うことも計画している。
議事に引き続いて各支部の活動報告に移り、各地での施工事例や、携帯型水循環式吸引電動サンダーの活用事例など現場の生の声を共有した。
総会終了後には、「業界動向に対する技術委員会の活動について」(近藤英之技術委員長)の講演と、新製品「GSCウエットサンダーエアー」の説明が行われた。
