新神奈川流通センターの竣工式実施
夕方受注分も当日出荷
日本ペイント
日本ペイントは4月9日、新神奈川流通センター(神奈川県伊勢原市鈴川35-1)の竣工式を実施した。
榎本朋夫社長をはじめとする同社役員の他、設計監理を担当した安井建築設計事務所、施工を担った大林組などから関係者が参列。竣工式は滞りなく執り行われ、今後は本格稼働を見据えた調整を進めていく。
新神奈川流通センターは関東エリアの供給体制強化と物流・調色業務の効率化を担う新拠点として整備された。大和市にある現行の流通センターは神奈川の顧客対応を主としているが、立地環境から在庫の保管に制限があり埼玉県の関東流通センターとの連携が必要で、在庫や配送面で課題があった。新拠点はこうした課題を解消する最新設備を備えており、神奈川全域をはじめ、静岡、山梨、三多摩まで幅広い地域の顧客をカバーしていく見込みだ。
主要設備として高層自動倉庫、配送・荷捌き設備、調色棟、平置倉庫、受注センター及び事務所棟を設置。省人化を大きなテーマとしており、倉庫管理システムの活用により保管から出荷までの作業の自動化・効率化が徹底され、他の流通拠点よりも少ない人員で運用できる仕組みを整えている。
特徴の1つに受注対応の柔軟性向上がある。従来は午前中の受注に対して午後に出荷し翌日納品する流れだったが、新拠点では夕方ぐらいまでの受注であれば当日中の出荷が可能としている。
「調色のオーダーに対してもこうした対応ができるのは、自動化技術の導入によるところが大きい。人が行うのは最終確認だけであり、従来から効率化が大きく進んだ。特殊な色は手調色を行うが、全体の7~8割程度は自動化対応できると見ている。現状では業界内でも先駆的な取り組みと考えている」と同社担当者。新拠点の差別化ポイントとして強調していた。
