新世代のピアノブラック塗料上市へ

カシュー

常識を塗り替える"究極のピアノブラック塗料"をカシューが開発した。 
深いツヤと引き込まれるような漆黒の色でゴージャスな雰囲気を演出するピアノブラックは人気が高い一方で、指紋やホコリが目立ち、擦り傷が付きやすいなど漆黒・鏡面仕上げならではの課題がある。

同社は車載ディスプレイ大手のアルプスアルパインとの共同開発により課題を克服、ピアノブラックの魅力を最大限に引き出す2液性アクリルウレタン塗料の開発に成功した。

ピアノブラックで目立つ指紋とホコリに関しては、独自の塗膜制御技術で付着と拭き取りやすさを大幅に改善、汚れによるストレスを解消した。

また、わずかな傷でも白く目立つ課題に対しては、塗膜に自己復元機能を付与することで克服。ピアノブラックの最大の課題だった擦り傷を解消し、本来の意匠を長く楽しめるようにした。「色に関しても、本家のグランドピアノを超える漆黒性を実現。車載内装品やプレミアム家電に向け展開していきたい」(担当者)と意気込む。

一方、耐擦り傷性に関してUV塗料に匹敵する性能を実現した溶剤系2液塗料を新たに開発。耐擦傷性塗装を幅広い現場で適用でき、「自動車関係の塗装ユーザーから耐擦傷性に関して断トツとの評価を頂いた」と自信を示す。「意匠面もさることながら、運搬・アッセンブリーで付く擦り傷も生産者側では大きな課題。ピアノブラック塗料も含め、これらへのソリューションも打ち出していく」方針だ。