型内塗装用塗料を本格展開
ナトコ
ナトコは型内塗装に対応した無溶剤の2液型ウレタン塗料を展開。同社が得意とする自己治癒クリヤーをはじめとして、顧客の要望に対応した塗料開発を行って需要拡大を図っていく。
樹脂成形と塗装を同時に行う型内塗装は、近年、SDGsの観点などから、自動車部品用途を中心に開発が
活発化している。同社では数年前から開発に取り組んでおり、部品メーカーなどの顧客ニーズに合わせたカスタマイズ塗料を提供していく考え。
型内塗装用塗料の1つとして提案するのが「自己治癒クリヤー」で、日常的な擦り傷が付いても数秒で元に戻る特性を持つ。優れた耐擦傷性や耐薬品性を有し、日焼け止めなどの薬品にも強く、製品の美しい外観を長期間保護する。
その他にも顧客の要望に対応した製品開発を行っており、さまざまなユーザーから引き合いが来ている。試作案件を重ねる中で採用増を目指す。メインターゲットは自動車部品とするものの、他の用途への展開も見据える。
現状の型内塗装用塗料はクリヤーと黒のみの対応となるが、顧客からはカラーバリエーションの要望も出ているため、検討は進めていく考え。塗料開発として、立ち上げ段階なのでまずニーズが多いものから取り組んでいる。
同社にとって、自動車分野への参入という観点でも型内塗装用塗料は重要な位置づけ。今後成長が期待できる型内塗装市場に対して、塗料開発及びカスタマイズ力を強みに展開を本格化している。