工場屋根で「デラクールNAD」実績増

ナトコ

ナトコは工場や倉庫の屋根向けに遮熱塗料「デラクールNAD」を展開しており、販売量は毎年堅調に推移する。熱中症対策など需要の高まりを背景として、認知度向上を図り更なる拡大を目指していく方針だ。

同品は表面配向技術により超微粒子ファインセラミックスを塗膜表面に配向させ、太陽光を効率的に反射し優れた放射性能によって温度上昇を防ぐ。

加えて、大きな特長としてアピールするのが、工程短縮の実現だ。塗装仕様は、「デラクール 弱溶剤プライマー」に上塗りは「デラクールNAD」の1回塗りとなっており、計2回塗りで仕上げることができる。乾燥時間はそれぞれ30分~1時間のため、一般的な塗装工程を短縮できる設計としている。

こうした特長が施主から評価され、遮熱塗料市場では後発ながら堅調な販売につながっている。営業活動として、これまでは工業用塗料で取引のある工場などに展開してきたが、現状は新規顧客の獲得が目立っており、事業拡大に向けた新たな局面に入っている。

今後の展開としては、環境に配慮した水系タイプの開発やカラーバリエーションの拡充などを見据えて更なる成長を目指している。

一方、工業製品向けの遮熱塗料では「デラクール」を上市。2液型シリコンアクリル樹脂遮熱塗料で非建物向けに展開している。コンクリートミキサー車やトラック・特装車、船の甲板などで採用実績を重ねており、この分野でも引き合いが増えている。