屋根遮熱、無機ハイブリッドで攻勢

エスケー化研

エスケー化研は昨年、戸建ての屋根塗り替え市場をターゲットとした「エスケープレミアム無機ルーフ遮熱」を投入。定番の「クールタイトシリーズ」と合わせて遮熱塗料の拡販に注力する方針だ。企業物件においては「熱中症対策の義務化、企業の環境対策(CO2削減)意識の高まりが需要を後押ししている」(担当者)と説明。戸建て塗り替えにおいても製品認知度の高まりを受け、堅調に需要を伸ばしている。

同品は、2液弱溶剤型屋根用無機塗料の「エスケープレミアム無機ルーフ」に遮熱性能を付与した屋根用遮熱塗料。無機成分をナノレベルで複合化する無機ハイブリッド技術により強靭な塗膜を形成。無機成分の剛性と有機の柔軟性を持たせることで汎用ふっ素樹脂塗料を凌ぐ耐候性を特長に据える。

更に差別化を訴求するのが、低汚染(親水)機能。汚れによる日射反射率の低下を防ぎ、長期間にわたり遮熱性能を維持。下塗りの選定から彩色スレート瓦、金属系、トタンなど各種屋根材に適応する。標準色28色を揃え、色ごとに3段階の遮熱グレードを示した。

「クールタイトシリーズ」は、遮熱塗料ブランドとして戸建て住宅から企業物件まで幅広く展開。主力の弱溶剤タイプはふっ素、アクリルシリコン、ポリウレタン樹脂系を設定し、ニーズに対応。金属屋根向けには高い防食機能を兼ね備えた「クールタイトEL工法」を展開。遮熱性能に加えて、厚膜弾性の中塗材「クールタイトELベースコート」の効果で優れた防食性と雨音を軽減する遮音性も発揮する。