日射反射率の実測値に注力

水谷ペイント

水谷ペイントは、遮熱塗料の性能評価において、より実務的な「日射反射率の実測値」による情報開示に注力する方針を固めた。

理由について「補助金申請等の実務現場では、JIS認定の有無以上に、日射反射率の実測値が重視される傾向がある。実測値の充実がユーザーへの真の利益につながると判断した」(担当者)と説明。今後はJIS K 5602に基づく日射反射率の実測値に軸足を移し、7月末をめどに「快適サーモシリーズ」の全ブランド(F、Si、Bio、WF、WSi)及び全色において測定・開示する予定。また、これに伴い遮熱塗料「快適サーモSi/F」で取得していた屋根用高日射反射率塗料規格(JIS K 5675・2種1級)については取り下げる方針を決めた。

屋根用塗料においては、多様なユーザーニーズに対応したきめ細かな豊富なラインアップが同社の強み。中でも「暑さ対策を背景に需要が伸びるだろう」と遮熱塗料の拡販に注力する姿勢を全面に打ち出す。

製品展開においては、弱溶剤2液、水性の各樹脂系を揃え、下塗りと上塗りのダブル効果で遮熱効果を発揮する「快適サーモシリーズ」を企業物件に提案。一方、戸建て向けには、高耐久塗料ブランド「ナノテクシリーズ」の「ナノルーフ20遮熱+」(水系1液無機系フッ素)、「ナノルーフ15遮熱+」(水系1液ハイグレードナノシリコン)で外壁用との取り込みを図る。また独自硬化方式を用いた水系2液型ナノシリコン樹脂塗料「ルーフピアニ遮熱色」も金属系に適する水系製品として人気を高めている。