三菱ケミカルはアクリルエマルジョン事業及び完全子会社のジャパンコーティングレジン(JCR)が手掛ける合成樹脂エマルジョン事業を、各種塗料原料を取り扱うコニシに譲渡する。2月17日付で株式譲渡契約を締結した。

三菱ケミカルは「中期経営計画2029」に基づき事業ポートフォリオの見直しを進める中で、アクリルエマルジョン事業及びJCRの合成樹脂エマルジョン事業の持続的成長と競争力強化のためにはベストオーナーのもとで事業運営を行うことが最善だと判断し、今回の譲渡を決定した。

コニシは両事業の取得にあたり、三菱ケミカル及びジャパンコーティングレジンを分割会社とし、新設会社を承継会社とする吸収分割を行った上で、コニシが新設会社の発行済株式をすべて取得して完全子会社とする見込み。

これまでコニシは、アクリルエマルジョンを中心とした分野において単独では十分に対応できていない市場が存在していた。今回の株式取得により、アクリルエマルジョン分野において技術力及び販売網を持つ新設会社と連携し、この市場における事業機会拡大や製品開発推進を図っていく。