日本ペイントは重防食用塗料「ダンジオーラE下塗」が9月30日に国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」(登録番号:CG-250006-A)に登録されたと発表した。

同品は高遮断性により腐食因子の侵入を抑制するとともに、さび転換機能により、さび面に塗装した場合でも安定構造へと変化させ、優れた防食性を発揮する。

素地調整においては、従来仕様の3倍まで残存塩分を許容できるため、水洗いの作業時間削減につながる。更にさび面への塗装が可能なため、素地調整にかかる作業時間も大幅に短縮する。

また、国指定重要文化財・若戸大橋(北九州市)の補修工事にも採用されている。