関西ペイントは工業用下塗塗料 「メタルグリップPro」を9月24日から発売した。
近年、工業用塗料に求められるニーズは、素材の多様化、製品の耐久性向上、作業効率の改善など多岐にわたる。
こうした市場変化に対応すべく、同社は2006年に1液型エポキシ下塗り塗料「メタルグリップ」を開発し、以降「メタルグリップEX」「メタルグリップECO」など用途に応じたラインアップを市場展開している。
数年にわたり試行錯誤を重ね、更なる機能向上を実現した新製品「メタルグリップPro」の開発に至った。
同品は粉体塗料との2コート1ベーク工程における適性向上に加え、SST(塩水噴霧試験)1000時間にも耐える優れた耐食性を備え、重塩害地域にも対応が可能となる。
特長としては、鉄・非鉄金属など幅広い金属素材に適性を有し、溶剤塗料・粉体塗料ともに10分程度の短いインターバルで上塗り塗装が可能となる。
独自技術により、補修塗装時のチヂミ現象を抑制するため、不良率の低減及び作業効率の向上に寄与する。特定化学物質障害予防規則、RoHS、ELV規制に対応する。
同社では「より高い品質と効率性を求める現場ニーズに応える製品」として自信を持って市場展開を行う。


