みゆき塗料商会は10月4日、東京都昭島市の同社内で創立40周年記念感謝フェアを開催。顧客のカーディーラーやボディショップなどが数多く来場し盛り上がりを見せていた。

展示では日本ペイントや大塚刷毛製造、コバックス、ソフト99などが出展し、最新製品を紹介した他、研修センターの塗装ブースではスプレーガンの試し吹きや光硬化型パテの「nax UVライトベール」体験などを行った。また、琉球舞踊集団の伊是名の会による琉美創舞が行われ、フェアに華やかさを添えた。

同社は創立以来、自動車補修に特化したオートサプライヤーとして営業展開する。2001年には新社屋に移転したことに伴い、鈑金塗装設備を完備した研修センターを併設、材料販売だけでなく技術サポートに注力し顧客の満足度を高めてきた。

宮川行雄社長は「40周年という節目として、個人商店から始まってここまで成長したことは感慨深いものがある。お客さんも増え、設備関係の大型案件も手掛けることが多くなっているが、通常の営業活動を忘れてはいけない。原点は、新しい塗色や商材の紹介、効率が上がりなおかつ品質が上がるものを提供すること。研修センターを活用し、お客さんごとの困り事解決に努めていく」と述べるとともに、今後については「カーオーナーが安心して車を出せるボディショップ作りを応援し、この先50年、60年と次世代に向けて成長していきたい」と先を見据える。