三興塗料(東京都板橋区、清水雄一郎社長)は10月4日、同社小豆沢センターにおいて「三興フェア2025秋の新製品祭」を開催した。塗料メーカーや塗装用具、副資材などのサプライヤーが多数出展。塗装店や防水業者など120社、180名のユーザーが来場、多くの人で終日賑わった。
「よりすぐりの情報をいち早くお客様にお届けしたい」(清水社長)と毎年この時期に開催している三興フェア。刷毛やローラーの新製品や実演コーナー、アウトレット品の超格安特売コーナー、「お客様に喜んでいただきたくて」と同社の社員がセレクトした商品を並べた三興コーナーなど盛りだくさんの内容で展開。来場者にフレンドリーなフェアの光景が広がった。
今回、多くの人が関心を寄せていたのは、隣り合って並んだ大塚刷毛製造とメーコーのブースだ。大塚刷毛は、デコペンツールシリーズの「海綿風スモールローラー」や新製品でパットタイプの「海綿風パット」など特殊塗装向けのツールを出品。メーコーも特殊塗装の仕上材として人気が出だした「アートシリーズ」を実演とともに出品。「この種の仕事は専門的な業者の専売特許といった感じだったけど、最近我々の仲間でも手掛ける塗装店が増えてきた」(来場者)との声が聞かれ、関心の高さを印象付けた。



