もうすでに遠い昔のことのようですが、11月3日は台湾のバンド、五月天(メイデイ)の2年ぶりの日本演唄會でした。正直私の中で五月天はジェイ、リーホンに次ぐ3番目くらいの位置だったのですが、ライブに向けて予習しているうちにうっかり1位に躍り出てしまいまして、ライブもまた楽しかったもんですからまだまだ堂々の1位です。

いやー、ほんっっっっっとに楽しいライブでした。今回運良く前から4列目をゲットできまして。中華圏では何万人も集めちゃう人たちで、こんな近くでみることなんて絶対できない大明星なんですよねぇ。席に着いてあまりの近さに友達と「5人が出てきたら倒れるかも...」と言い合っていたのですが、それではもったいないのでなんとか耐えました。ライブは映像と歌をうまく織り交ぜながらガンガン盛り上がりまして、私も友達も踊りまくりで跳ねまくりました~。今回は日本のファンに向けて歌詞の日本語訳をスクリーンで流していたのですが、うっかりそっちに見入ってしまって5人を見るのをおろそかにしてしまいました。でも意味が分かって聴く歌は更に染み入りました。なんというか、この人たちを好きになったのは間違ってなかったなと再確認できました。

私たちの席はステージに向かって右側、つまりギターの石頭(ストーン)が目の前だったのですが、「恋愛ing」で会場を4つに区切ってのL・O・V・E声出し合戦(?)のときはメンバーの楽しいやりとりを目の前で堪能できました。はふーん、仲良しぶりが可愛い。そして「孫悟空」のときには石頭のギターの弦が切れるというハプニングがあり、弦を張り替える作業まで見れました。途中、石頭ともう1人のギター、怪獣(モンスター)が位置を入れ替えたので怪獣も近くで見ましたが、きゃーん!かっこいいー!クラッとしました。

そんな感じで非常に楽しかったのですが、有点遺憾なことも。まず今回は基本的に5人とも自分の位置からあまり動かなかったので、ベースの瑪莎(マサ)とドラムの冠佑(ミン)は近くで見れませんでした。ボーカルの阿信(アシン)も1度しか右側には来ませんでしたし。はけるときも左側...。せっかくいい席だったのに(涙)もうこんなことないかもしれないのに(号泣)。あと阿信は最初の一言でつまずいたのか(笑)中国語でMCをしたのですが、速すぎて全然聞き取れなかったです。途中台語も入っててちんぷんかんぷんでした。そして何より!ダブルアンコールは超嬉しかったのですが、観客に♪らーらららーと歌わせたまま全員舞台を降りて、観客は彼らが戻ってくるものと思って一生懸命歌っていたのに戻ってきませんでした。そのまま客電がついてなんとも不完全燃焼なエンディングでした。私たちも結構粘ったんですけどねぇ。

とはいっても超超超楽しかったです。あんまり細かいこと覚えてないし、ちょいちょい見逃してるのもありますけど。ますます好きになりました。帰ってきて速攻CDやDVDを注文して(約2万円分)、ネットでがっちり5人の動向を検索してます。うふ。中国語の授業のときも五月天の歌詞を訳してもらっているのですが、いい詞を書くんですよねぇ、阿信が。そんなわけでキミーくんへの恋煩いもどきに続き、五月天に恋煩いもどきです。そんな調子で体重も4kg落ちましたよ。ハッハッハッ。しばらくはこのまま五月天に夢中です。