「これは便利!」と塗装職人に人気の出そうな商品をメーコーが発売した。面ファスナーの採用で簡単に脱着できるようにした研磨紙「MK Paper 」(写真上)と専用ブロックの「MK Block」(写真下)だ。互いを面ファスナーで脱着できるようにしたアイデア商品で、ペーパーがピタッと固定して研磨作業が楽になる上、ペーパーの取り替えもワンタッチで簡単に行える。パテの研磨など塗装作業にマストなツールとして人気が出そうだ。

塗装用パテの専業メーカーとして、ヘラや寒冷紗シートなどパテ作業の周辺ツールを充実させている同社。その延長で、パテメーカーが考案した研磨紙「MK Paper」と専用ブロック「MK Block」を商品化、今月から販売を始めた。

最大の特徴は、研磨紙とブロックを面ファスナーで脱着できるようにしたことだ。ブロックにフック加工、研磨紙にループ加工を施し、面ファスナー方式によるワンタッチでペーパーの取り替えが完了。従来の粘着式に比べて脱着が簡単で、研磨粉によって接着力が弱まることもない。

また、研磨紙の「MK Paper」の砥粒は耐久性の高い石を採用、取り替え頻度が抑えられるので作業性が向上する。粒度は♯150と♯180を用意した。
専用ブロックの「MK Block」はハードタイプとソフトタイプを用意。ハードタイプは持ちやすくて疲れにくく、安定感があり研磨がはかどる。ソフトタイプは柔軟性があり、曲面などの研磨に最適だ。
研磨紙、ブロックともに寸法は75mm
×175mmで握りやすいサイズ感。研磨紙「MK Paper」の荷姿は#150、#180ともに100枚/箱。