菊水化学工業は、左官材料で環境問題解決にアプローチしているエコ・リバイバル(本社・東京都新宿区、社長・望月健史氏)と製品の製造・販売において業務提携を行った。これに伴いエコ・リバイバルが開発した「次世代漆喰恵み」の総販売元として市場展開することになった。

「次世代漆喰恵み」は、殺菌・抗ウイルス効果がある紫外線の波長(UV-C)を反射する次世代型漆喰。漆喰が保持している強アルカリに加えてUV-C反射機能を持つことで殺菌・抗ウイルス効果が一段と向上。感染症対策に進化した次世代漆喰となった。その成果をまとめた論文が英国科学誌Natureの姉妹誌のオンラインジャーナルに掲載されるなど注目されている。

菊水化学が販売するのは「次世代漆喰恵み」(10kg/袋)及び「きよら下塗」(8kg/袋)。施工に関しては、指定の講習受講が必要(左官業除く)。製品に関する問い合わせは最寄りの同社営業所まで。