南海プランナー(本社・徳島県徳島市、社長・笠井泰宏氏)は4月29日、パークウエストンホテルで「創立50周年記念祝賀会」を開催した。当日は取引先、社員など130名が参加した。
同社の創業は1974年12月21日。南海塗料から独立する形で前身の徳島南海塗料を設立。2004年に笠井氏が社長に就任し、2005年に南海プランナーに改称した。営業拠点3カ所及びM&Aによる同業2社をグループ会社に抱え、グループ売上高は約22億円強。社員数は約50名。自補修用を主力に建築用、船舶用、工業用を手がける総合塗料商社として成長を続けている。
あいさつに立った笠井社長は「設立当時は、建築汎用を主体とした社員6名の会社でしたが、その後、船舶塗料分野、自動車補修用塗料を手がけ、特に自補修事業においては、自動車整備、車体整備の設備機器の提案営業を活発化してきました」と成長の経緯を説明。続けて「近年は工業用分野の拡充に注力しており、今年テクニカルセンター内に熱風焼付乾燥炉の導入を決定しました。環境対策として普及が期待される粉体塗装の提案や高難度塗色の請負を見据えています。業容拡大を通じ、メーカー様、商社様との関係も広がっており、営業エリアの拡充も検討しているところです。今後更なる成長に向け、皆様の一層のお力添えをお願いします」と述べた。
また南海コーポレーション、コーエイの笠井泰嘉社長が「ソリューションビジネスをベースにコーエイも南海プランナーに負けないよう切磋琢磨の関係で頑張っていきたい」と述べた。
その後、柳田圭介氏(日本ペイント理事)、池谷裕司氏(ロックペイント専務)、本田大作氏(久保孝ペイント社長)が来賓あいさつを述べた後、好川辰蔵氏(好川産業社長)の乾杯の発声で祝宴に移った。
祝賀会には、よしもと新喜劇お笑いライブショーが行われた他、大阪・関西万博に出演した阿波踊りの「娯茶平連」が登場し、参加者を楽しませた。
最後は、専務取締役の笠井義生氏が閉会のあいさつを述べた後、徳島工業短期大学理事長の和田博文氏の手締めで散会した。