印刷周辺機材の製造・販売を手がける富士商興(埼玉県戸田市、社長・高橋雅彦氏)は、「FS電動一斗缶(18L缶)ワンタッチ天板開缶機」の新モデルとして、塗料や溶剤などの中身が入った状態でも自動開封できる「中身入り対応タイプ」を発売した。
10月7~10日に東京ビッグサイトで開催された「JAPAN PACK 2025」でデモ機を出展した。
同機は、一斗缶の天板のふちをカッター部にセットしスイッチを入れるだけで、天板の四辺を順に切断する装置。従来は空缶専用だったが、新モデルはキャスター付き専用台との組み合わせで中身入り缶にも対応した。
空缶時の仕様で、1時間当たり最大120缶の開缶が可能で、ふちを押さえながら切断するため切りくずやバリが出にくい。コンセント電源で稼働し、設置場所を選ばない。本体重量約30kg、カッター寿命約3万缶。



