水谷ペイントは3月4日、ワイム貸会議室赤坂スターゲートプラザにて「2026年販売店様・パートナー施工店様製品説明会」を開催した。今年は全国11カ所で実施し、東京会場では約120名が参加した。
開会のあいさつに立った水谷成彦社長は、アメリカのイラン攻撃に端を発する中東情勢緊迫化と原油調達不安について言及し「当社では今のところ支障は出ていないが、今後何が起きるか分からない。状況を注視していく必要がある」と緊張感を示した。
説明会では、経営企画室室長の山田和由氏が「無機系塗料の真価を問う」と題する発表を行い「ナノコンポジットシリーズ」のリブランディングについて説明した。
同社は2004年、独自のナノテクノロジーを駆使した住宅用外壁塗料「ナノコンポジットW」を発売した。以降、現在まで「防藻+」「F」「MUKI」とラインアップを拡充し、同社の主力製品の1つとなっている。
「これまで当社では、ナノコンポジットシリーズの特徴を表現する際にあえて『無機』という言葉を使ってこなかった。理由は、どのような塗料であっても有機と無機の両方の成分を使っており、無機系塗料の規格が存在しないので市場が混乱してしまうことを避けるためだ」と山田氏。しかし昨今、市場に多様な無機系塗料が登場し差別化の必要性が高まったことから、現在は無機系塗料であることを前面に押し出したブランディングに転換した。
「当社製品は、独自のナノテクを駆使し無機成分のシリカを有機成分で被覆した唯一無二の無機系塗料で、他社の追随を許さない性能を誇る。自信を持ってお客様に提案していただきたい」と来場者に訴えた。
また、昨年8月に発売した「ナノコンポジットMUKI」について、高価格帯の製品であるものの高耐候性や水系の安全性などが市場から評価され、順調に採用を伸ばしていると報告した。
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