"豊かで快適な環境作り"をテーマとした塗料・塗装を用いた建築物・構造物等のカラープランニングオープンコンペ「グッド・ペインティング・カラー」の受賞作品が発表された。
今回、応募総数88件のうち、新築部門からは最優秀賞1件、特別賞2件の3作品が受賞。改修部門では最優秀賞は該当なしで、優秀賞2件、特別賞1件の3作品が受賞。戸建改修部門は最優秀賞が該当なし、優秀賞2件、特別賞1件の3作品。これら合計9件の受賞となった(別表参照)。
新築部門の最優秀賞は「国分寺市役所 新庁舎」。周辺環境との調和を意識し、建物の長手立面が面する道路側と公園側とで異なる外壁の基調色を採用している。表彰式で田嶋豊審査委員長は「公園側に選定された低彩度のグレイニッシュグリーンの公園の緑との調和が素晴らしい」と絶賛した。
改修部門の優秀賞は「コーシャハイム八潮北、コーシャハイム八潮西、コーシャハイム八潮南」「金山団地」の2件が受賞した。
「コーシャハイム八潮北、コーシャハイム八潮西、コーシャハイム八潮南」は、複数事業者が建設した大規模団地内に点在する公社住宅を対象とする改修提案。妻側及び平側の中層部における配色について、分割しつつ連続性を持たせることで景観にリズムを生み出していることが高評価につながった。
「金山団地」は、築50年以上の50棟以上の大規模団地全体に対し、色彩でのリフレッシュを図った一大事業だった。講評では「全体の基調としてニュートラルカラーを採用しつつ、既存のタイル色をポイントカラーで継承している。新旧のコラボレーションで風景を作り、団地全体の価値を高めている」と評された。
戸建改修部門の優秀賞は「N様邸(富山県)」「N様邸(千葉県)」の2件が受賞した。
「N様邸(富山県)」は、講評で「中明度・低彩度のグリーン系外壁色の選定が秀逸。板金部分の黒やバルコニー木部の塗装色との面積比により、建物全体のバランスが一層整った印象を与えている」と評された。
「N様邸(千葉県)」は「外壁及び屋根の色について、色相・明度・彩度が適切に選定されている」と講評された。受賞代表者の鬼原裕之氏は前回も優秀賞を受賞しており、田嶋委員長は「次回はぜひ最優秀賞を目指していただきたい」とエールを送った。
受賞全作品の画像は日本塗料工業会のHPで閲覧できる。下記の二次元コードを参照。


