今年は9本観た。体力的に全部観れるか不安だったけど、どの映画も面白かったから全然平気だった。やっぱり映画はいいなぁと再確認。軽~く感想など書いてみる。

22日(日)
『魂萌え!』
風吹ジュンがとてもステキだった。阪本監督の映画って男性ばっかり出てくるのが多いけど、女性が主人公の映画の方が私は好きだなぁ。キャストも豪華で見ごたえアリ!

25日(水)
『アリスの鏡』
映画はまぁオサレ系のどこかで観たことあるような感じだったけど、主演の女の子のかわいさに夢中になってしまった。上映後のティーチ・インでほとんど俳優のアドリブですと監督が語っていたが、それでここまでできるってすごい。
『I'll call you』
『少林サッカー』などでおなじみのラム・ジーチョンの初監督作品。マニアックすぎて分からないところもあったけど、シンチー組だけあってきっちり楽しませてくれるところはさすが。アンディ・ラウの登場シーンは大爆笑。
『永遠の夏』
全然期待していなかったけど、今回観た中で一番よかった。主人公の男の子2人と女の子1人の関係が切なくてねぇ…。日本で公開されたらぜひ観るべし!!

26日(木)
『不完全恋人』
これも素晴らしかった!映画女優と小道具係の身分違いの恋物語で、ありがちといえばありがちなんだけど主演の2人の演技が素晴らしいのでものすごく引き込まれた。恋愛映画で泣かない私もちょっとヤバかった。

27日(金)
『四大天王』
今回の映画祭での私の中のメイン作品。香港版のDVDを持っているから内容は分かってるのにやっぱり面白かった。ダニエル・ウーの監督としての今後が楽しみ。24日のティーチ・インがものすごく楽しかったようで行けなかったことがほんとに悔しい!
『おばさんのポストモダン生活』
久々にコミカルなチョウ・ユンファを見れた。やっぱりユンファはコメディ路線の方がステキ。主演の女優さん(斯琴高娃)がすんごく潔い人で大爆笑。あの歳でここまでできるって素晴らしい。最初はちょっとコメディっぽいんだけど、だんだん転落していくおばさんの状況が怖くて面白かった。

28日(土)
『イザベラ』
東京国際映画祭常連のパン・ホーチョン監督の作品。主演のチャップマン・トーが珍しくシリアスな感じ。その娘役のイザベラ・リョンは初めてちゃんと見たけどかわいいし演技もうまい。なんかゴタゴタがあって今ちょっと干されてるみたいだけど、このままいなくなったら惜しい。

29日(日)
『My mother is a belly dancer』
平凡な主婦たちがベリーダンスを始めることでそれぞれ辛いことを乗り越えていく話。エピソードが満載でちょっと散漫だったけど、ティーチ・インで語っていたベリーダンスを完成させないこだわりはなるほど納得。ベリーダンス習おうかなとちょっと思った。

そんな訳で8本は中国語圏の映画を観たわけだが、やっぱり香港・台湾・中国の映画は面白い。若い監督が多くて俳優さんも魅力的な人が多い。映画を作る環境はあまりよくないと言っていたけど、それでもこれだけ面白い映画を作れるってすごいパワーがあるなぁと思った。ほんとは観たい映画がもっといっぱいあったんだけど、時間の都合で断念。映画祭の間丸々1週間休んで映画漬けになってみたいもんだ…。