なんだかんだとバタバタしてて最近ほとんど映画を観ていなかったのだが、やっとこの間『ディバージェンス』を観にいった。期待通り、あらゆるものを壊しながら突っ走る主人公とか、話が入り組んでいて理解できないところとか、香港映画らしさ満載で面白かった。もちろんアクションは素晴らしいし展開も速いのでハラハラドキドキしっぱなし。アーロンの熱さに思わず吹き出し、ダニエルのワイルドさにうっとりし、イーキンの珍しくシリアスな演技に感心していたら、あっという間に終わってしまった。ただ、主人公3人が抱えるそれぞれの背景(闇もしくは病み)をもっと丁寧に描いていたら、もっと楽しめたはず! でも3人のつながりが分かるラストはさすがだなぁと唸ってしまった。
※ストーリーについては私が書くと誤解を生むような気がするので公式サイトなどをご覧あれ。
まーとにかく豪華だったな。主演だけでもアーロン・クォック、イーキン・チェン、ダニエル・ウーとすごい面子が揃っているのに、ちょっとした役でいろんな人が出ていた。エリック・ツァン、ユー・ロングァン、サム・リー、ラム・シュ……、多すぎて全部思い出せない。もう1回観ても全然楽しめるなぁ。

基本的に中国語圏の映画ってだけで最初から100点満点中70点くらいつけているので、私の感想はあてにならないです。それでも興味を持った方、シネマート六本木で上映中です。そろそろ終わるかもしれないのでお早めに~。