大家好!だいぶサボってしまいました。久々に更新してみます。

秋といえば映画!ということで今年も東京国際映画祭(TIFF)に行ってきました。今年は東京国際映画祭、東京・中国映画週間、NHKアジアフィルムフェスティバル合わせて9本見ました。

10月23日(土)
『孔子』:うーん、いまいち。チョウ・ユンファ主演でフェイ・ウォン主題歌と豪華なのに、なんとなく盛り上がりにかけるんだなぁ。悪くはないけど。そろそろ歴史戦争ものに飽きてきたし。そして字幕がひどい。上映後の舞台あいさつで登壇する途中のプー・バージャににゅっと手を差し出したら超ビックリされちゃったYO。かっこいい~~。
『チベット恋物語』:体調がイマイチだったから『孔子』を見たら帰ろうと思っていたのに、プー・バージャが出ている『チベット~』の上映があったので見ることに。映画はなかなか面白かったです。なんとなく演出が80年代な感じだけど...。そしてやっぱり字幕がひどかった。上映後にはまたプー・バージャやその他出演者が登壇してあいさつ&この映画のテーマソングを大合唱。よかったわぁ。その後ロビーで即席サイン会&撮影会をしていたので私も混ざってサインもらっちゃいました。うはー。このときはTIFFのグリーンカーペット問題を知らず、騒ぎを起こした張本人、江平監督にうっかり話しかけてサインもらってしまったのはちょっと後悔。。。

10月24日(日)
『ボディーガード&アサシンズ』:面白い!出演者も豪華だし、無駄がないわぁ。『孔子』『チベット~』に続きとても残念な字幕でしたが、それでも面白かった。この上映では普通話版だったけど、広東語&ちゃんとした字幕でロードショー(2011年GW予定)あります。見にいかなくちゃ。
『ズーム・ハンティング』:台湾映画です。結末が分かったつもりでいるけど実は分かっていないんじゃないかと思うようなハラハラする映画でした。主演のチャン・チュンニンが良かった。上映後のティーチ・インで自分で言っていたけど、これまで幸薄い役ばっかりであまり印象に残らない人だったんですよねぇ(『殺人犯』に出ていたらしいけどどの役だったか分からない)。本人はものすごくかわいくて綺麗でユーモアのある人でした。

10月25日(月)
『恋の紫煙』:今年の(私の中の)メインです。大好きなパン・ホーチョン監督ですから早退してでも見にいきますよ~~。そしてやっぱり面白かった!広東語が分かるともっと面白いんだろうなぁ。ショーン・ユーの力の入ってない感じがとてもステキ。今まではそこまで好きじゃなかったけど、かなり好きになった!上映後のティーチ・インでは、タバコがメインアイテムなのに監督はタバコ嫌いだから現場から離れたところにいてトランシーバーで指示を出していたとか、ショーンの彼女はいつも年上とか面白い話満載。終わってから会場の外で恒例の即席サイン会。質問したかったけどそこまで語力がないので「謝謝」くらいで終了orz

10月26日(火)
『アイス・カチャンは恋の味』:台湾で活動するマレーシア華僑で歌手のアニュウの初監督作品。同じマレーシア華僑の歌手・俳優総動員の楽しい映画でした。みんな実年齢よりだいぶ若い役をやっているので見た目にとても無理があるけど、見てるうちに気にならなくなりました。監督兼主役のアニュウの顔がせつなさ倍増顔で思わずウルッとしてしまいました。映画の出来がどうこうじゃなくて、とにかく好きな映画です。

10月27日(水)
『愛に関するすべてのこと』:アン・ホイ監督の映画です。レズビアンのカップルを中心としたちょっとファンタジックな話です。こういう人間関係が築けると楽しいだろうなぁ。ヴィヴィアン・チョウの若々しさ&かわいらしさに度肝を抜かれました。そして今香港で人気急上昇中のウィリアム・チェン(陳偉霆)が非常に良かった。これから要チェック!と思ったら映画仲間もみんなチェックしてたww
『帰省男、辛いよ』:中国のコメディ映画です。かなりベタですが面白かったー。主演の1人がかなりなまっているのが面白いらしく、中国語の分かる人たちは上映中ずっと爆笑してました。いいなぁ。出てくる人みんな基本的にはいい人でほのぼのしました。
『台北カフェ・ストーリー』:オサレー。この映画の舞台、朵兒咖啡館(Daughter's cafe)は映画撮影用に作られたものだけど、今は普通に営業しているらしいです。ぜひ行ってみたい。上映後にロビーで監督にサインをもらったときに「我喜歡這部電影」と言ってみたら通じました!いぇーい。ま、その後会話は続かなかったですけど。。。

まぁバランスよく見れたかなぁ。でも時間が合わなくて見られなかった映画も9本あるので、来年はもうちょっとうまくやらなくちゃと思います。11月は東京フィルメックスで3本見る予定。やっぱり私、映画が好きだー!