社会の常識を塗り替えていく
日本ペイントホールディングス 取締役・代表執行役共同社長 若月雄一郎氏
今、私たちの前に立ちはだかるのは、気候変動や資源の枯渇、環境汚染といった地球規模の課題です。しかし、それらは同時に私たちにとって新たな革新の種であり、事業を取り巻く環境の変化こそ、次なる成長のチャンスと捉えています。現在、世界中のパートナー会社(グループ会社)がそれぞれ培ってきた技術を持ち寄り、互いの強みを掛け合わせながら、革新的なソリューションを生み出すグローバルネットワークを築いています。共創の輪は、今なお世界へと広がり続けています。
伝統を守るだけでなく、サイエンス+イマジネーションの力で、社会の常識を塗り替えていく。それこそが、私たちの変わらぬ姿勢です。持続可能な社会実現に向けて、社員一人ひとりの専門性を武器に、その力をひとつに束ね、世界各地で一歩先ゆく技術と事業の競争力で応えていきます。そしてこれからも、お客様、すべてのステークホルダーとともに無限の価値創造に挑み、環境・経済・社会の好循環を生み出しながら、未来志向の成長を加速させていきます。
変革を実行するのは「人」
関西ペイント 代表取締役社長 毛利訓士氏
今年は、18次中期経営計画の2年目にあたります。「塗料で人を幸せにする」というビジョンのもと、事業の成長と、事業を伸ばすために必要な変革の本格的な実行フェーズに入ります。
欧州における構造改革や、アフリカ地域での「ONE AFRICA」構想など、各地域がそれぞれの課題に真正面から向き合い、国や部門の枠を越えた連携が加速しています。
この流れをさらに拡大していくには、グループ内のあらゆる境界を越え、一体となって進むための共通の仕組みと基盤づくりが重要です。現在はその一環として、グローバル人事制度の整備や、全事業領域におけるDXを推進しています。
しかし、こうした取り組みは、あくまで手段にすぎません。変革を実行するのは、他でもない「人」です。皆さんの一人ひとりの覚悟と実行力こそがすべてです。
変革の歩みには常に試練や困難が伴いますが、だからこそ、どんな課題にも正面から向き合い、聖域を設けず改善することが求められます。その積み重ねが、「塗料で人を幸せにする」という私たちのビジョンの実現へとつながっていきます。
品質を最優先に、成長領域へ
大日本塗料 代表取締役社長 里 隆幸氏
当社グループとしては、品質をはじめとする基本の徹底を軸に据えながら、将来に向けた事業基盤の拡充を進めてまいりました。具体的には、同業である神東塗料、ボンフロンを新たな仲間として迎え入れ、グループとしての総合力を一段高める体制づくりを進めております。
本年4月からは中期経営計画の最終年度を迎えます。私たちの真のゴールは、2029年度に掲げる「連結売上高1,000億円、連結営業利益100億円」の達成であり、これをビジョン2029としております。
その実現に向け、グループ各社・各人がそれぞれの強みを発揮しながら一体となって挑戦していく姿勢を示す言葉として、「Be More Colorful! Go For 1s」を掲げております。品質を最優先に、成長領域への注力、外部リソースの獲得・活用、人材および事業活動の全社最適化を、着実にやり切ってまいります。
その実現に向け、当社グループの従業員一人ひとりが、自らの役割を見つめ直し、日々の業務の中で改善を積み重ねていくことが重要だと考えております。そうした積み重ねが、品質への信頼を揺るぎないものとし、ひいては当社グループの持続的な成長につながっていくものと考えております。


