関西ペイントは、住宅市場向け建築用塗料の主力ブランド「アレスダイナミックシリーズ」に外壁用断熱仕上材「アレスダイナミックECO断熱」を追加し、「アレスダイナミックECO断熱遮熱工法」として展開を始めた。
近年の猛暑・酷暑対策やCO2削減、省エネに対する消費者の意識の高まりを受け、住宅塗り替え市場で「遮熱塗料」へのニーズが再び高まっている。更に、最近の異常な暑さから遮熱に加えて断熱性能も付与してほしいとのニーズの高まりを受け、「アレスダイナミックECO断熱遮熱工法」を開発した。
同工法は、上塗の「アレスダイナミックTOP遮熱」で太陽光の赤外線を反射し、中塗り層の「アレスダイナミックECO断熱」で上塗りを透過した赤外線を反射するとともに、熱の流入を断熱機能で抑制。トリプルブロック技術で室内への熱の侵入を抑えるので、遮熱塗料単体よりも高い断熱・遮熱効果が得られるのが特長だ。
更に、塗膜を劣化させる紫外線から4つのラジカル制御技術で守り、塗膜の耐候性を飛躍的に高めた。快適空間の提供と建物の長期保護を両立する塗料として注目が高まりそうだ。「近年の猛暑・酷暑の環境下では、遮熱+断熱機能がより高い説得力を持つ」とし、塗装店の差別化メニューとして推奨していきたい考えだ。
上塗のアレスダイナミックTOP遮熱は容量15kgと4kg。色相は標準展開28色(つや有り、5分つや、3分つや)。希望小売価格6万9,300円/15kg(税込)。中塗の「アレスダイナミックECO断熱」は容量10kg。色相は白。希望小売価格1万9,250円(税込)。
HOME建築物 / インフラ遮熱+断熱工法、住宅市場向けに発売 猛暑・酷暑に高い説得力