カラーワークスは2月12日、神奈川県大和市の本社で、新商品のスパークルペイント「ポリストフ」の販売説明会、並びに新たに展開を始める「取扱店制度」についての説明会を開催した。関東や北陸地域の塗料販売店が参加した。

最初に同社の森一朗社長があいさつに立ち、「本日は新商品の『ポリストフ』のプレゼンテーションと、新たに始めることになった『取扱店制度』についての説明をさせていただきます。当社はこれまで、「FARROW&BALL」や「VALPAINT」「Hip」などそれぞれのブランドごとに代理店制度を設け、設計事務所やエンドユーザーに向けて展開していました。今回新たに塗料販売店様を通じてその先の塗装店様にお使いいただける仕組みとして、取扱店制度を進めることにしました。地域の塗料販売店様のお力を借りて、現場の職人さんが使いやすい形で提供できるようにしていくのが目的です。取扱店様には、まずは5つの商品から扱っていただくことになり、本日はそのご説明もさせていただきます」と話し、塗料販売店との新たなビジネス展開について述べた。

同社の価格設定はこれまで、エンドへの標準小売価格のみだったが、今回の取扱店制度の開始に当たり塗料販売店への卸価格を設定、販売店を通じて塗装市場への普及を図っていくことになった。

取扱店となった販売店は、同社の売れ筋の5つの塗料の取り扱いからスタート。新商品のスパークルペイント「ポリストフ」を始め、「モアレ」や「バルレンナ」「アンティークマッド」など独自の意匠性を持つ海外製塗料と、耐久性に秀でた木材保護塗料「ウッドナチュラルガーデン」といった商品群。

説明会ではそれぞれの塗料についてのプレゼンテーションと塗装体験会を展開。同社にとっての新たなスキーム「取扱店制度」がスタートした。