サイディング外壁の塗装リフォームで急伸しているのがオート化学工業のシーリング材「オートンイクシード」だ。

建物の防水には最も大きな役割を果たすシーリング。屋根や壁に比べて地味な施工部位でありながら、施主の関心を向けさせる圧倒的な性能の向上と、興味を抱かせる販促グッズの造りこみで支持を取り付けた。同品を使用する塗装業者、リフォーム業者が急増、塗装リフォームに伴うシーリング材の最右翼に躍り出てた。

戸建てなど低層住宅の塗り替え工事では対象基材の多くが窯業サイディングに移行、それに伴ってシーリングの打ち替え需要も増大している。

シーリング材で耐候性とともに重要になるのがゴム物性。サイディングは温度や湿度の変化で日々膨張と収縮(ムーブメント)を繰り返している。経年によるシーリング材の硬質化や痩せなどでムーブメントに追従できずに亀裂が発生、防水の役目を果たせなくなってしまう。変性シリコーン系などで耐候性を追求してもゴム物性が劣るようでは元も子もないというわけだ。

これらゴム物性と耐候性を高い次元で両立したのが同品の最大の特長。独自開発の特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」によりシーリング材ではダントツの期待耐用年数30年を実現した。

この圧倒的な性能を発注者である施主に伝えるべく、シーリングにフィーチャーしたガイドブックを作成、施主層の支持を取り付けている。当然施工業者の取り扱いも急増、塗装リフォームの定番アイテムになる勢いだ。